『マン・オブ・スティール』続編に、ザック・スナイダー監督が意味ありげな笑み
“新スーパーマン”『マン・オブ・スティール』を引っさげ来日中の、ザック・スナイダー監督と主演のヘンリー・カヴィルが8月22日(木)、記者会見に臨んだ。
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『300[スリーハンドレッド]』のスナイダー監督と、「ダークナイト」シリーズのクリストファー・ノーラン(製作)とのタッグにより、新世紀のスーパーマンとして世界中でヒットを記録している本作。この現象に監督のザックは「僕自身、もともと『スーパーマン』のファンだったけど、映画製作中はヒットするか否かを考えずに自分が満足できる映画を作ろうと没頭していたんだ。これだけの反響をもらえるのは本当に嬉しいよ」と満足そう。
“新スーパーマン”に選ばれたヘンリーは、かつては「007」の主役の座をダニエル・クレイグと最後まで争いながらも苦杯をなめ、『トワイライト』シリーズのヴァンパイアの青年・カレン役でも原作者の絶賛を受けながらも最終的にロバート・パティンソンに譲るなど、苦労を重ねてきた。
今回、これまでにない大作で主役の座を射止めたことで変化は? と尋ねられると「仕事の面ではいままで必死で脚本を探して、オファーがあればどんな役でも引き受けるつもりでやって来たけど、この作品を経て、いまでは僕の方に脚本が送られてきて、自分でやりたい作品を選べるようになったね。プライベートでは道で声をかけられたり、気軽にスターバックスに行けなくなったけど(笑)、でもこうした変化を全てポジティブに受け止めてるよ」と笑顔を見せた。
もしも本当に空が飛べたら日本のどこに行きたいか? という問いには「空を飛べるからには本当にありとあらゆるところに行きたいね。その中から選ぶなら京都か富士山のてっぺんかな?」と語る。この日の会場にはスーパーマンが富士山の上空を飛ぶ姿が描かれた特別仕様の巨大写真が貼られていたが、ヘンリーは「僕は自然と運動が大好きなんだ。次に日本に来るときはぜひ富士山に登ってみたいよ」と富士登山に意欲を見せていた。
ザックには早くも続編に関する質問も。次回作で同じDCコミックのバットマンとスーパーマンが史上初めて映画で共演することが発表されており、さらにバットマンの役をオーランド・ブルームが演じるのでは? とウワサになっている。
この点についてザックは「トリッキーな質問だね」と苦笑を浮かべつつ「この映画を作りながら、DCコミックのキャラクターが登場できる世界観を作りたいと思っていたんだ。その中でもバットマンはスーパーマンと並ぶ特別なアイコンと言えるよね。どういうストーリーにするのか? 神話的なキャラクターをよりパーソナルなものに落とし込むという作業をいま、まさにしているんだ」と説明。そして「オーランド・ブルーム? そうなの? そういうウワサなんだ(笑)?」と意味ありげに微笑み「これ以上は話せないんだよ(笑)」と煙に巻いた。
『マン・オブ・スティール』は8月30日(金)より日本公開。
《シネマカフェ編集部》
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