山崎まさよし、“動物映画祭”でが新『キタキツネ物語』主題歌を披露
現在、韓国で開催されている「第1回スンチョン湾世界動物映画祭」で22日(木)、オープニング作品として上映された『キタキツネ物語【35周年リニューアル版】』。
最新ニュース
スクープ
-
「思ったよりお似合い」イ・ジョンソクとムン・ガヨン、香港での目撃談が話題!
-
「都会の子供は大自然の映像に興味津々」ママたちのエコ意識と動物ドキュメンタリー
-
「短くて面白い」が選ばれる新時代――新たな配信サービスの挑戦

『キタキツネ物語【35周年リニューアル版】』は、1978年に公開され国民的な大ヒットを遂げた、ドキュメンタリー『キタキツネ物語』を完全リニューアル。『キタキツネ物語』は、大自然の中を生き抜くキタキツネの親子に日本中が涙し、その感動が後の『南極物語』などに受け継がれていった、日本初の動物大作映画だ。リニューアル版では、4年の年月をかけて撮影されたフィルムを、未公開分も含めて再編集し、劣化の激しいフィルムはハリウッドに持ち込んで高画質化した。
その本作が、栄えあるオープニング上映に選ばれた「スンチョン湾世界動物映画祭」とは、その名の通り、動物映画の上映をメインプログラムとしており、動物と共に参加するレッドカーペットや、ペットと一緒に映画を鑑賞できる野外会場が作られるなど、世界初の“動物と人間が一緒に楽しめる”映画祭だ。第1回とあって、レッドカーペットは歓声に沸き、山崎まさよしが本作の主題歌「道」を披露すると、炎天下の野外ステージにもかかわず2,000人の観客で埋まった会場は、熱気が最高潮に達した。
前作を小学1年生のときに見ていたという山崎さんは、「主題歌のお話が来た時はとても光栄でした」と語る。それだけに思い入れも深いようで、「昔のフィルムも改めて観せていただいて作りました。物語の最後は父ギツネの人生が続いていくという終わり方をしているので、ずっと『道』が続いていく、彼の生き方が子どもたちに受け継がれていく、ということを象徴する意味で、『道』という曲を作りました」と明かした。
動物映画祭の印象はというと、「動物も連れて来て良かったり、お子さんも多かったり、すごくアットホームですね。人間が映画を作って映画祭をやるのも人間なのに、出ているのはほとんど動物だけ、というところが面白いですね」と楽しんだ様子で、「親子の絆を動物(キタキツネ)から教えてもらうような映画だと思いますので、観てもらった人に絆を深めてもらえたらと思います」と、本作を見た感想を話してくれた。
9月18日に、「道」とオープニング曲「はじまりのDing Dong」を含む全13曲を収録した、約3年ぶりのオリジナルアルバム「FLOWERS」を発売する山崎さん。温かみのある歌声と壮大なメロディに癒やされながら、キタキツネ親子の絆に思いを馳せてみてほしい。
『キタキツネ物語【35周年リニューアル版】』は10月19日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
特集
関連記事
この記事の写真
/