「アメリカン・アイドル」出身のケリー・クラークソン、ジェーン・オースティンの指輪を断念?
ケリー・クラークソンが小説家ジェーン・オースティンが所有していたとされる指輪を購入するのを防ぐため、10万ポンド(約1,500万円)が匿名で寄付されたという。自称…
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ターコイズと金があしらわれたその指輪が 「国宝」として認定され、輸出制限がかかってしまったこともあり、ケリーは国外に持ち出すことができなくなっていた。その他の購入希望者は9月30日(現地時間)までケリーの落札額の同額を提示する猶予を与えられており、小説「高慢と偏見」などで知られるジェーンの住んでいた自宅を利用した同博物館が、その指輪を国内に留まらせることを実現しそうな様相だ。
政府関係者は、この10万ポンドの寄付を受け取ったことで同博物館が「指輪購入にむけての積極的な意欲」があることを表明したとして満足している様子で、ケリーの落札額到達に必要な52,450ポンド(約800万円)の資金集めに、現在は12月までの猶予を与えられている。
同博物館はそもそもオークションでその指輪を落札しようと試みてはいたのだが、その 低い入札額によって31歳のケリーに競り負けてしまった。しかし、政府による輸出制限がかかって以来、ジェーンの熱心なファンがケリーに対抗するための金策に奮闘していた。資金集めの担当者ルイーズ・ウェストさんはBBCニュースに「私たちは災難の前兆がみえたのです。私たちが短期間で集められる資金よりもずっと高い値段で落札されることがわかっていました」と語っている。
ケリーはその文学の歴史の一部を保有することができないかもしれないが、同博物館職員は南イングランドのハンプシャー州チュートンにあるジェーンの博物館にケリーを招待している。
《シネマカフェ編集部》
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