【特別映像】『マン・オブ・スティール』、リアリティへのこだわりに驚く
『インセプション』 『ダーク・ナイト』シリーズのクリストファー・ノーラン製作、『300[スリー・ハンドレッド]』のザック・スナイダー監督という夢のタッグが描き出した、地球上最も愛されるスーパーヒーロー、スーパーマン。
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内容は、メイキング映像を交えながら、ザック・スナイダー監督やプロデュサーだけでなく、主演ヘンリー・カビル、ヒロイン役のエイミー・アダムス、ケビン・コスナー、ラッセル・クロウ、ダイアン・レインなど豪華キャストが、リアルなヒーロー像、こだわりのスーパーマンのコスチューム、シンボルの《S》マーク、本作の見どころについて語る、見応え充分の映像だ。
架空の世界ではなく、2012~2013年の現実世界に実際に存在をするようなキャラクターを創造するため、リアリティに徹底的にこだわったという制作陣。スナイダー監督は、「スーパーマンをアメリカに着地させたかった。限りなく細かい細部も壮大なコンセプトも同様に、こだわりを持って作る。そうすることによって、映画に深みを持たせ、あらゆる面で面白く作りあげることができる」と力説する。
本作の撮影に当たっては、米国防総省が全面協力。廃棄用の航空機、パイロット付のジェット機、ヘリコプター、貨物機、専門分野のアドバイザー、そしてエキストラとして数百人にものぼる兵士たちが参加。リアリズムを追求するスナイダー監督は、大作映画では前例の無い手法だが、1台手持ちカメラで撮影するという、取材対象に同行するジャーナリストが撮るようなドキュメンタリー・スタイルの手法も全面的に取り入れ、臨場感溢れる映像を実現。
数々の大作に出演してきた、スーパーマンの生みの父役ラッセル・クロウも「ザックは敢えて一番難しいやり方をするところが興味深い。今回は映画の大部分を1台のカメラで撮っている。これだけの規模の映画を1台のカメラで撮るというのは、普通しないことだ」と驚きを隠せない様子だ。
風にたなびく微妙なマントの動きまでも緻密に計算するほどのこだわりと、最新のVFX技術を駆使した大迫力のエンターテイメント作品となった本作は、すでに世界興行収入6億5000万ドル(約650億円)を突破するメガヒットを遂げ、続編もすでに決定している。
完全無欠のヒーローではなく、悩み、葛藤する、観ている誰もが"共感"できるスーパーマンのドラマを描き出すだけでなく、映画史上最速のアクション・シーンの数々、わずか数秒で高層ビルを突き破り、巨大都市を破壊し、オゾン層も突き抜ける、怒涛の未体験ハイパー・スピードを実現した映像は必見だ。
『マン・オブ・スティール』は、8月30日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて、3D/2D、字幕・吹替同時公開。
《シネマカフェ編集部》
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