ケイト・ウィンスレット×ジェイソン・ライトマンで贈る“禁断の愛”…『とらわれて夏』
『JUNO/ジュノ』、そして『マイレージ、マイライフ』でアカデミー賞10部門にノミネート、自身も2度の監督賞ノミネートを果たした35歳の天才監督ジェイソン・ライトマン
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舞台は、アメリカ東部の静かな町。9月のレイバー・デイ(労働者の日)の週末をひかえたある日、トラウマを抱えたシングルマザーのアデルと13歳の息子・ヘンリーの前に、突然、脱獄した逃亡犯・フランクが現れる。アデルは、そのまま自宅で逃亡犯を匿うこととなり、3人は緊張状態のまま時間を過ごしていく。やがて、フランクとヘンリーは打ち解け合い、いつしかフランクとアデルはお互いに惹かれ合っていくのだが…。
本作は人生の晩夏にさしかかったシングルマザーと思春期の少年が体験した、運命の5日間を描く禁断のラブストーリー。共演に演技派ジョシュ・ブローリン、トビー・マグワイアを迎え、『ヤング≒アダルト』など、辛辣でユーモアにあふれた独特な世界観が代名詞だったライトマン監督は、新境地となる“禁断の愛の物語”を描き上げている。
本作は、オスカーの前哨戦といわれる、北米最大の映画祭・トロント国際映画祭にて、9月7日(現地時間)にプレミア上映され、主演のケイトにジョシュ、息子役のガトリン・グリフィス、そしてライトマン監督らがレッドカーペットと記者会見に登場した。
会見でケイトは「主人公・アデルに共感するのは、愛し、そして、愛される力を持つこと。彼女はその力を失ってしまっていたけれど、最もシンプルで最もピュアな形でそれを再発見するの」と本作を語った。
また、ライトマン監督は「この原作(ジョイス・メイナード著「Labor Day」)の素晴らしいところは、人間の“説明できない欲望”を描いている点。それを僕自身が映画で見たかったんだ」とコメントした。
トロント映画祭は今年の賞レースの幕開けに位置づけられ、近年では『英国王のスピーチ』、『世界にひとつのプレイブック』などがこの映画祭での称賛から、数々の賞の受賞へと繋がっていった。オスカーノミネートがうわさされる本作も、本映画祭での上映を受け、今後数々の賞レースでも期待が高まっている。
『とらわれて夏』は2014年GW、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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