【東京国際映画祭】「カンヌ比率70%」と海外映画祭を意識…日中問題も「心配ない」
第26回東京国際映画祭(以下:TIFF)の開催に先駆け、9月19日(木)、六本木ヒルズにて記者会見が行なわれた。“フェスティバル・ミューズ”の栗山千明、「コンペティション部門」に出品される『ほとりの朔子』主演の二階堂ふみが…
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今年のグリーン・カーペットには、トム・ハンクスを始めロバート・デ・ニーロ、エレン・ペイジ、ソフィア・コッポラ監督など豪華な海外スターたちが来日。さらに、これまでオープニング・イベントとして1日のみの開催だった“グリーン・カーペット”イベントを、開催期間中は連日行うことを発表。
事務局長の都島信成氏は、「その日に来たゲストがカーペットに登場できるような仕組みにしようと思っております。ある意味、カンヌを始めとした海外の映画祭のイメージに近いものを追求したいと思っております。ちなみに、アリーナ上に作られますカーペットとステージのデザインは、カンヌ比率70%のサイズになると聞いております(笑)」と語り会場を沸かせた。
さらにその後、質疑応答が行われたが、昨年“日中問題”に揺れ、アジア圏のゲストの来日がほとんどなくなってしまったことから、マスコミからは心配の声があがった。しかしこれに、「コンペティション部門」プログラミング・ディレクターの矢田部吉彦氏は「(作品の上映に関しては)まったく問題なく進んでおります。ゲスト来日に関しましても、現在交渉中ですが、非常に前向きに進行中です」と穏やかに回答。最後に「今年に関しましては、心配しておりません」と笑顔で語っていた。
第26回東京国際映画祭は10月17日(木)~25日(金)まで東京・六本木ヒルズにて開催。
《シネマカフェ編集部》
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