【予告編】『ニュー・シネマ・パラダイス』の名匠が贈る最新作『鑑定士と顔のない依頼人』
イタリアの名匠ジュゼッペ・トルナトーレ監督と映画音楽界の巨匠エンニオ・モリコーネといえば、『ニュー・シネマ・パラダイス』(’89)…
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
物語の始まりは、ある鑑定依頼。引き受けたのは、天才鑑定士にして一流オークショニアのヴァージル・オールドマン。それは、資産家の両親が遺した絵画や家具を査定してほしいという、ごくありふれた依頼のはずだった。ところが、依頼人の女性は決して姿を現さない。やがて、彼女が屋敷の壁の向こうの隠し部屋にいることを突き止めたヴァージルは、我慢できずに彼女の姿を覗き見、その美しい姿に一瞬で心奪われ、どうしようもなく惹かれていく。さらに、美術品の中に、歴史的発見となるような、とんでもなく価値のある美術品の一部を見つけるヴァージルだったが…。
本作で、天才鑑定士のヴァージルを演じるのは、『シャイン』(’95)でアカデミー賞に輝き、『英国王のスピーチ』(’10)でも同賞にノミネートされたジェフリー・ラッシュ。美術業界ではカリスマ的存在でありながら、私生活では人間嫌いで、芸術品しか愛することが出来ない偏屈な男が、謎の依頼人に翻弄され惹かれていく姿を、哀愁を込めて見事に演じ切った。
脇を固めるのは、『アップサイドダウン 重力の恋人』のジム・スタージェスや『ハンガー・ゲーム』シリーズの名優ドナルド・サザーランド。さらに、撮影・美術・衣装・編集も、これまでトルナトーレ監督と素晴らしい作品を作り上げてきたスタッフが集結し、ため息の出るような骨董品や名画の数々を存分に見せてくれる。
そして今回、解禁となった日本オリジナルのポスタービジュアルでは、たくさんの女性肖像画を前に、威厳とともに孤高さも感じさせる天才鑑定士役ジェフリー・ラッシュの表情、そして、予告編では、劇中登場する数々の美術品の美しさと、翻弄されていく人間模様、そしてエンニオ・モリコーネが奏でる豊潤な音楽をいち早く堪能でき、その謎めいたストーリーをさらに盛り立てる世界観を垣間見ることができる。
『鑑定士と顔のない依頼人』は12月、TOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。
《text:cinemacafe.net》
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