「ハリウッドの全員が共演者」? 隠れた名脇役、ケヴィン・ベーコン
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この独特な名前と、クールで端正なマスクを、何かの映画で見たことある…という方も多いはず。デビューはなんと1978年、衝撃的なブレイク作『フットルース』からは早30年。以来、ベーコンは『アポロ13』『ミスティック・リバー』、近年では『X-MEN :ファースト・ジェネレーション』など、年2~3本ペースで途切れることなく、幅広いジャンルの映画に出演しているため、「あらゆる役者がケヴィン・ベーコンを中継点にするとつながる」と言われるほど、過去の共演者リストの豊富さで有名だ。
実際、ベーコン自身も「ハリウッドの全員が自分の共演者か、共演者の共演者だ」とインタビューで発言。そのハリウッドでのコネクションの多さから、役者の名前をあげて、彼もしくは彼女が出演した共演者から辿って、ケヴィンに行き着くまでの数字を競う“ケヴィン・ベーコン・ゲーム”なるものが作られるほど。
なぜ、彼にオファー舞い込み続けるのか? その理由は、ほかの役者にはない不安定さのある悪役を演じられるところにある。「あきらかに悪そうだけど、実はいいヤツ?」「いや、それとも悪いヤツ?…もしかしたら、さらに裏があるのかも!?」と、クライマックスまで観客に期待させる演技ができる俳優は、そういない。時には観客の思惑を裏切る、確かな演技力を持ち合わせるからこそ、移り変わりの激しいハリウッドで、長年にもわたり重宝され続けているのだろう。
そんなケヴィンの最新作『ゴースト・エージェント/R.I.P.D.』は、『メン・イン・ブラック』と『ゴーストバスターズ』の魅力を併せ持つ、新感覚のバディ・アクション・ムービー。成仏できないゴーストたちを取り締まる、“あの世”の組織“R.I.P.D.”の物語で、ライアン・レイノルズ演じるニックの生前の相棒役ボビーを演じている。ニックは、麻薬捜査の途中で殉職、ゴーストを取り締まる組織“R.I.P.D.”のエージェントに任命されることに。
ベーコンは、突然相棒を失ってしまう自身の役について、「最初はよくある警官のバディ・ムービーかと思っていた」と語っている。「本当はニックのことを尊敬しているけれど、その感情はもろ刃の剣。でも可愛がって面倒を見ている。映画の冒頭で麻薬の製造所に乗り込むんだけど、きちんと任務遂行していたら最高の相棒だったはずだよ」と、ライアン扮するニックとの突然のコンビ解消に悲しみを覚えている様子だ。
しかし、このボビー、ニックが殉職してからというもの、人間の姿に化けているゴーストと密会したり、何やら怪しい行動ばかりなのだとか。ケヴィン・ベーコンはやっぱり悪役? それとも、さらにその裏があるのかも。
『ゴースト・エージェント/R.I.P.D.』は10月18日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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