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第65回エミー賞発表 ドラマ部門・作品賞は「ブレイキング・バッド」

9月2日(現地時間)、アメリカのTV界で最も権威ある第65回エミー賞が発表となり、ドラマ・シリーズ部門「最優秀作品賞」を「ブレイキング・バッド」が受賞した。

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「ブレイキング・バット」キャストたち in   第65回エミー賞 -(C) Getty Images
「ブレイキング・バット」キャストたち in 第65回エミー賞 -(C) Getty Images 全 2 枚
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9月2日(現地時間)、アメリカのTV界で最も権威ある第65回エミー賞が発表となり、ドラマ・シリーズ部門「最優秀作品賞」を「ブレイキング・バッド」が受賞した。

「ブレイキング・バッド」は肺ガンで余命わずかと宣告された高校の化学教師が、身重の妻と脳性麻痺の長男のために財産を残そうと麻薬の密造を始めるという物語。主人公・ウォルター役のブライアン・クランストンは「主演男優賞」にノミネートされていたが、惜しくも受賞は逃した。

ドラマ・シリーズの「主演女優賞」は「HOMELAND/ホームランド」でテロ対策に携わるCIA作戦担当官を演じたクレア・デインズが昨年に続いて受賞、「主演男優賞」は「ニュースルーム」でTVニュース番組のアンカーマンを演じたジェフ・ダニエルズが受賞。

「助演女優賞」は「ブレイキング・バッド」で主人公の妻を演じるアンナ・ガン、「助演男優賞」は「ボードウォーク・エンパイア 欲望の街」のボビー・カンナヴェイル。「監督賞」は「ハウス・オブ・カード 野望の階段」のデヴィッド・フィンチャーが受賞した。

コメディ・シリーズ部門「作品賞」は「モダン・ファミリー」、「主演女優賞」は「Veep」(原題)のジュリア・ルイス・ドレイファス、「主演男優賞」は「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」のジム・パーソンズ。「助演女優賞」は「Nurse Jackie」(原題)のメリット・ウィーヴァー、「助演男優賞」は「Veep」のトニー・へイル。

ミニ・シリーズ&TV映画部門の「作品賞」は、11月1日(金)に日本で公開予定の映画『恋するリベラーチェ』。監督のスティーヴン・ソダーバーグ、ド派手な奇才ピアニストを怪演したマイケル・ダグラスが「主演男優賞」に輝いた。同部門「主演女優賞」は「The Big C: Hereafter」(原題)のローラ・リニー。

アカデミー賞でも常連の実力派も数多く名を連ね、アメリカのTV界の質の高さ、層の厚さを示す受賞結果となった。

第65回エミー賞/主な受賞結果一覧

■ドラマ部門・作品賞
「ブレイキング・バッド」

■ドラマ部門・主演男優賞
ジェフ・ダニエルズ/「ニュースルーム」

■ドラマ部門・主演女優賞
クレア・デインズ/「HOMELAND/ホームランド」

■コメディー部門・作品賞
「モダン・ファミリー」

■コメディー部門・主演男優賞
ジム・パーソンズ/「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」

■コメディー部門・主演女優賞
ジュリア・ルイス・ドレイファス/「ヴィープ(原題)」

■ミニ・シリーズ&TV映画部門・作品賞
『恋するリベラーチェ』

《冨永由紀》

好きな場所は映画館 冨永由紀

東京都生まれ。幼稚園の頃に映画館で「ロバと王女」やバスター・キートンを見て、映画が好きになり、学生時代に映画祭で通訳アルバイトをきっかけに映画雑誌編集部に入り、その後フリーランスでライター業に。雑誌やウェブ媒体で作品紹介、インタビュー、コラムを執筆。/ 執筆協力「日本映画作品大事典」三省堂 など。

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