広末涼子、育児ノイローゼのヒロインに共感…「甘えることが大事」と世のママにエール
倉科カナ、成海璃子、木村多江、高梨臨、広末涼子という豪華な女優陣を各話の主演に迎えて贈るWOWOWの連続ドラマW「鍵のない夢を見る」が9月28日(日)に最終夜を迎える。このほど、広末涼子がヒロインを演じる…
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子どもを授からないことで悩み、妊娠すると出産への不安で悩み、娘・咲良とほぼ毎日2人きりで家に閉じこもり、育児に悩んできた主婦の良枝。子どもが出来たことをきっかけに、都心から1時間圏内に家も購入した。
だが、都心で働き続けていた良枝には、この土地には知り合いがひとりもいない。夫(岡田義徳)も非協力的で元の勤め先の友人たちも仕事が忙しく、遊びに来るお客もほとんどいなかった。かといって泣き喚く咲良と一緒に出掛けるのも面倒…。
「育児から解放されたい」、「子どもさえいなければ…」そんな精神状態の中、ある日、地方都市にあるショッピングモールにいた主婦の良枝(広末涼子)はふと気がつく。生後咲良がベビーカーごといなくなっていた。パニックに陥る良枝だったが…。
本作のテーマで描かれるのは、愛しいけれど自分の自由を奪っていく子どもへの愛憎。本作では理想の母親像に押しつぶされ、我が子の姿を見失ってしまうヒロイン・良枝の姿が描かれている。
母親ならば一度は悩むこの問題だが、先日の制作発表会見で、実生活でも母である広末さんは、「育児って最高に楽しくて喜びの発見の連続だけど、その反面、精神的にも肉体的にも大変だし、不安や疲労はどのお母さんも体験していることだと思う」と共感を明かしていた。
また、ヒロイン・良枝については「(人生設計などすべてにおいて)計画的すぎて、上手くいかないと焦ってしまう。プライドが高く、そこに追い込まれていくところは女性的ですよね」と苦笑気味に語った。
さらに、広末さんの身近ににも実際に育児に不安を抱えた友人がいたそうで、「撮影の前に友人が出産したんですが、退院して間もないのに眠れず、赤ちゃんを見てると涙が止まらないと言ってました。撮影中はその子のことばかり考えてました。声を掛けてくれる人が身近にいること、助けてもらい甘えることが大事。一人で全部、頑張らないこと」と世のママたちにエールを送っていた。
連続ドラマW「鍵のない夢を見る」は毎週日曜、WOWOWにて放送中(全5話)。広末さん主演の第5話(最終夜)「君本家の誘拐」は9月29日(日)22時より放送。
連続ドラマW「鍵のない夢を見る」公式サイト
http://www.wowow.co.jp/dramaw/kagi/
《シネマカフェ編集部》
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