倉科カナ、時代は肉食女子より“控えめ女子”? 『キッズ・リターン 再会の時』
日本映画屈指の名作として愛され続けている北野武・監督作『キッズ・リターン』。あれから10年後の“シンジ”と“マサル”の運命の再会、そして彼らの“今”を描いた『キッズ・リターン 再会の時』
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高校の同級生、シンジ(平岡祐太)とマサル(三浦貴大)は、それぞれプロボクサー、ヤクザと別々の人生を歩んでいたが、越えることの出来ない壁にぶつかり挫折。10年後、ふとした偶然から再会を果たした2人は、互いのくすぶっていた心に火がついた。「見返してやろうぜ」マサルの言葉を胸に、シンジは再びリングに上がることを決める。
本作は、固い友情で結ばれたシンジとマサルが、再び熱い決意によって這い上がろうとする姿を描く。平岡さん、三浦さんを始め、マサルの弟分であるユウジ役を中尾明慶、冷徹なヤクザ・崎山役を池内博之、崎山の兄貴分にあたる室沢役に杉本哲太と、若手から渋めの豪華な男優陣が名を連ねるなか、数少ない女性であるマナミ役を演じているのが、WOWOWの連続ドラマW「鍵のない夢を見る」でも好演した倉科さん。
マナミはシンジの恋人で、ダイニング・バーを営む自立した女性。お店でお客を怖がらせてしまうマサルの弟分ユウジには喝を入れるなど、時折みせるボーイッシュな魅力を持ち合わせているはいるが、シンジのボクシングについては「自分が踏み込む場所ではない」と一歩身を引き、シンジを応援しつつも陰からそっと支えている。また、再びリングに上がると決意したシンジに対して、トレーニング用の特製スープを作るなど、愛する男をひたむきにサポートする。
清水監督は、マナミを「台詞や表情から本当の芯の強さが表に出ない、秘めている女性にしたかった」と語っている。その姿は、男なら誰でも「惚れてまうやろ!」と思ってしまうようで、映画を観た男性陣からは「陰で支えてくれる女子キャラがいいですね」と、倉科さん演じるマナミを口を揃えて絶賛しているのだとか。
心のアツい男ほど、実は“控えめ女子”を求めているのかも…?
『キッズ・リターン 再会の時』は10月12日(土)より全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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