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【インタビュー】「シンデレラの法則」“欲張りヒロイン”ジョー・チェン…イケメン2人を「どちらかなんて選べない」

チャン・ハン演じる包容力抜群な“爽やか男子”タン・ジュンと、カオ・イーシャン扮するワイルドな“肉食男子”のカオ・ズーチー。この2人のイケメン御曹司が、恋に仕事に男のバトルを繰り広げていく台湾ドラマ「シンデレラの法則」…

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ジョー・チェン(リン・シャオジエ役)/「シンデレラの法則」 -(C) 2012 H&R CENTURY PICTURES CO.,LTD. All Rights Reserved
ジョー・チェン(リン・シャオジエ役)/「シンデレラの法則」 -(C) 2012 H&R CENTURY PICTURES CO.,LTD. All Rights Reserved 全 13 枚
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チャン・ハン演じる包容力抜群な“爽やか男子”タン・ジュンと、カオ・イーシャン扮するワイルドな“肉食男子”のカオ・ズーチー。この2人のイケメン御曹司が、恋に仕事に男のバトルを繰り広げていく台湾ドラマ「シンデレラの法則」

その彼らの間に挟まれた贅沢者のヒロインとは、絶世の美女でも、バリバリのキャリアウーマンでもなく、なんと百貨店に勤めるサエないOL、リン・シャオジエ。「OL歴3年、彼氏なし、イギリス留学希望」というこの迷走気味の肩書だけで、すでにサエなさがひしひし伝わってくるものの、実はこのシャオジエの天真爛漫ぶりにこそ、「シンデレラの法則」のもう一つの魅力が潜んでいる。

そのシャオジエに扮するのは、台湾ドラマ史上最高の視聴率を叩き出した「ハートに命中100%」で、愛くるしいヒロインを熱演したジョー・チェンだ。「シンデレラの法則」では、ただの“雑務係”だったシャオジエが、恋のみならず仕事にも大いに体当たり。失敗しながらもプロジェクトリーダーへと登り詰め、恋も仕事も諦めないその姿こそが、がんばり者の女子のハートをがっちり掴んでしまったそうなのだ。

大泣きしては、絶叫し、無邪気にはしゃいでガッツポーズ。とにかくくるくると表情を変え、「お姫様になりたい!」と願うシャオジエだが、その役を演じたチェンは、このドラマのストーリーについて大絶賛する。

「以前にも『ハートに命中100%』で一緒に仕事をした脚本チームによるものですが、彼らの物語は本当におもしろい! でもそれだけでなく、それぞれのキャラクターの内面が描かれているので、一つ一つの言葉に深みがあるんです」。

チェンも言うとおり、放映時に話題になったのは、その数々の名台詞だ。百貨店というビジネスの現場を舞台にしたドラマならではの、働く上でヒントを与えてくれるような台詞が随所に散りばめられている。

中でもチェンのお気に入りの台詞は、「『常に新しいことができなくても、時に視点を変えてやれば、古い物にも新しい価値を与えられる』というものです。だって、素晴らしいですよね、まさに視点を変えるだけで、すべては変わってくる。本当にそうだなあと思います」と噛みしめるように語る。

しかし、そうはいっても本作は、やはりロマンティックなラブコメディ! しかもジュンとズーチーという2人のイケメン御曹司が、それぞれ百貨店の命運をかけて走り回りつつ、シャオジエを奪い合うという、なんともハイレベルな恋模様。

「ジュンとズーチー、どちらがお好み?」というシネマカフェでのアンケートでは、ハン扮するジュンに軍配が上がったが、ここは一つ、やはりチェンにも訪ねてみなければ。
「え、どちらがタイプかですか? そうだな、どちらにも好きな部分があるし、選べないです! 人間って欲張りですからね、あはは!」。

と、スルリと交わされてしまったが、でもそれならば2人とのシーンで、心に残っているシーンは? と聞いてみると、それはズーチーとの場面とのこと。
「スーパーマーケットで、ズーチーと缶ビールのタワーにぶつかって倒れるシーンがあったんですが、それですね。あれはワンテイクで撮ったんですが、スタントなしでリアルに私、倒れましたよ! 思い描いた通りのいい映像が撮れたと思いますが、でもすっごく痛かった。あまりの痛さに首の矯正マッサージに行ったほどです(笑)」。

インタビュー中も笑いが絶えず、とにかくコケティッシュな魅力に満ちたチェン。3か国に及んだロケについて聞いてみると、ここでも気さくなご回答。
「撮影は、ロンドンと上海、台北で行いましたが、上海では、仕事をしながらいつも食べていましたね(笑)。 私、食べることが大好きなんですよ。それに上海には美味しいものがたくさんあるので、大いに美食を楽しめるんです。あとは台北の夜市もおすすめですよ。いろんな夜市があってそれぞれに特徴があるので、ぜひみなさん遊びに来てください!」。

いつもフリースタイルで演じ、アドリブで相手とのやりとりを楽しむという彼女だが、この何事にもリラックスして挑むチェンの空気が、ドラマに夢物語で終わらないリアリティーを吹き込んでいることは間違いなさそうだ。

あなたが夢中になるのは、“爽やか系”のジュン? それとも“肉食系”のズーチーか。
けれどもしかしたら、ドラマの中で挫けず頑張る“もう一人の私”のようなヒロイン・シャオジエが、一番の勇気をくれるのかもしれない。

《シネマカフェ編集部》

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