【雅子BLOG】TIFF3日目
10月最後の週末はいきなり秋が深まって、もはや冬に突入したかのような寒さ(寒いの苦手)、夜には軽い雨模様になりました。寒さと悪天候に負けず、TIFF早くも3日目です…
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諸事情で遅い午後にヒルズ着となってしまったけれど、ギリギリで間に合ったワールド・フォーカス部門より『シチリアの裏通り』を先ず、鑑賞。シチリア島のパレルモを舞台に、ある狭い路地で塞ぎ合う対向車のどちらも譲らない、ムダな意地の張り合いと人間模様をじわじわと描いた作品、とでもいうのかな。監督はその意地を張っている若い女性の方。なんとも不思議というか、深刻なことをわりとドライに仕上げちゃうような感覚を持っている監督だな、と思ったり。ラストシーンはまさにその集大成。こういう作品はTIFFならでは、と思います。上映後はお楽しみのQ&Aがあったけれど次の映画の時間が迫っていて、大急ぎで退散。
Screen 5からアートScreen 7に大急ぎで移動して、本日2本目は、プレス予約した『ルールを曲げろ』(コンペティション部門)。これは期待している作品のひとつで、コンペでは一番最初に観ることができて嬉しい。イランの新しい息吹を感じさせる青春映画。内容はタイトルの通り、新旧世代の価値観の違い、現実に抱える問題などを舞台劇のように構築して見せる面白さに感心しました。それにしても、イランの女性たちのなんて美しいこと! いち早く新世代のイラン映画を観ることができて興味深い。これもTIFFならでは、ですね。
で、本来ならもう1本、と行きたいところだったけれど、ちょい風邪気味の気配なので、ムリせず帰宅。明日も行きます!
《text:Masako》
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