【東京国際映画祭】岡田将生、4人の父に囲まれた現場は「愛を感じて幸せでした」
伊坂幸太郎の小説を原作とした映画『オー! ファーザー』が10月23日(水)、開催中の第26回東京国際映画祭にて上映され、主演の岡田将生、忽那汐里、佐野史郎…
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母親が4人の男性と付き合っていた結果、誰が本当の父親かも分からぬまま、母と4人の父親と暮らしている高校生の由紀夫はひょんなことからある事件に遭遇。4人の父とクラスメイトの多恵子を巻き込みつつ、事態は思わぬ方向へ…。
チラシには「愛情4倍! ウザさ4倍!」と書かれているが、この日の舞台挨拶もわずか15分ながら、この面々が並んでいるだけで破壊力十分。壇上でひそひそと話をする様子からも仲の良い雰囲気が伝わってくる。
岡田さんは父親が4人というめったにない設定について「ないですよね」とニヤリ。「脚本を読ませていただき、こんな話を映像化したらどうなるのか? と考えてしまう魅力的なお話でした」とふり返る。佐野さん、河原さん、村上さん、そしてこの日は欠席した宮川大輔という明らかに騒がしそうな4人の父に囲まれた現場は「愛を感じて幸せでした」と語った。
由紀夫の“押しかけカノジョ”である多恵子を演じた忽那さんは完成した映画について「4人の父親と岡田さんの掛け合いが微笑ましかったです」と語る。佐野さんは「多くは語れません」とこれから映画を観る観客を前に思わせぶりな表情で詳細についての話を避けたが、まだ映画を観ていないという河原さんは「僕もこれから観るので見どころを語ってもらえるかと思ったのに…」と苦笑。それでも「撮影は楽しかったです!」と笑顔で語った。
現在27歳という若さで長編映画デビューを果たした藤井監督は、岡田さんを始め、キャスト陣ひとりひとりと撮影を前に30分の面接を行なったという。「4年間、この脚本を書いてきたので、こうして完成してみなさんに見ていただけて光栄です。責任を持って作りました」と感慨を口にすると共に奥山和由プロデューサー、原作者の伊坂さんへの感謝を述べた。
『オー! ファーザー』は2014年春公開。
《シネマカフェ編集部》
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