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【東京国際映画祭】大泉洋、三谷監督に反撃のツッコミ連発!

第26回東京国際映画祭のクロージング作品として三谷幸喜監督の『清須会議』が10月24日(木)に上映され、三谷監督を始め、役所広司、大泉洋、小日向文世、佐藤浩市、鈴木京香が舞台挨拶に登壇した。

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大泉洋/『清須会議』 in 第26回東京国際映画祭
大泉洋/『清須会議』 in 第26回東京国際映画祭 全 15 枚
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第26回東京国際映画祭のクロージング作品として三谷幸喜監督の『清須会議』が10月24日(木)に上映され、三谷監督を始め、役所広司、大泉洋、小日向文世、佐藤浩市、鈴木京香が舞台挨拶に登壇した。

「本能寺の変」による織田信長の没後、織田家の後継者、領地の分配を決めた会議であり、初めて日本の歴史が会議によって動いたとされる“清須会議”における、それぞれの武将の思惑や謀略、裏切りなどを描いていく本作。日本映画が東京国際映画祭のクロージング作品に選ばれるのは、第19回の市川崑による監督作『犬神家の一族』以来7年ぶりのことだ。

男優陣4人は衣裳担当の黒澤和子のコーディネートによる、それぞれの演じたキャラクターをイメージした色の和装で、信長の妹のお市様を演じた鈴木さんは実際に劇中で着用した着物を現代風に着付けて来場。さらに三谷監督は、劇中の織田信長が着ていた派手な甲冑姿で、ひと昔前の七五三と見紛うようないでたちで登場し、「暑いです!」と連発し会場を沸かせていた。

役所さんは「まるでお正月のようですね…一人だけ変な人もいますが(笑)」と三谷監督をチラリ。大泉さんは「僕が演じた秀吉のイメージカラーは黄色か金色なんですが、黒澤さんに『そんな派手な色はね』と言われて」少し落ち着いた色合いの和装となったことを説明。だが、煌びやかな三谷監督の甲冑姿を見やり「こんな派手なヤツがいるなら金色でもよかったんじゃないかと思います(苦笑)」と納得がいかない様子…?

鈴木さんは「大事なシーンで着させてもらった大好きな着物なんですが、現代風に着付けていただきまして、着物って本当にいいものだなと実感しています」と満面の笑みを浮かべた。

佐藤さんは、国際映画祭の場で本作が上映されるにあたり「多少の誇張はありますが、日本では実力者が死んだ後で実際にこういうことが行われていたんだということ、日本独特のものを感じていただければ」とアピール。

小日向さんは「衣裳とセットが素晴らしいので堪能していただければ。それから、変な人に見えますが(笑)、才能の塊である三谷監督が小学生の頃から温めてきた群像劇の素晴らしさを見てほしいです」と甲冑姿で仁王立ちの“変な”監督をフォローした。

役所さんは三谷監督と共にオープニングセレモニーにも出席しており、オープニング作品の『キャプテン・フィリップス』を携えて来日したトム・ハンクスと談笑する姿も見られた。気になる会話の内容について「通訳の戸田奈津子さんが、僕を『Shall we ダンス?』に出ていたと紹介してくださり、トムも観ていて『面白かった』と言ってくださいました」と明かした。

大泉さんは、北海道での仕事のためにオープニングイベントは欠席となったが、その仕事は台風の影響でキャンセルとなったそうで「『オレも行けたの…』にと思ってました」と恨みがましそうに明かし、この日のクロージングに出席できたことを喜んだ。

台風と言えば、先日の完成披露試写会では“雨男”であることを三谷監督から散々、“口撃”されていたが、この日は仕返しとばかり、英語でのスピーチを行う三谷監督に反撃! スピーチの途中で「長いよ!」と茶々を入れ、終了後も「通訳さんがいるのに何で英語で喋ってるのか?」とツッコミを入れるなど“犬猿の仲”を露呈…? 会場は最後まで笑いに包まれていた。

『清須会議』は11月9日(土)より全国東宝系にて公開。

《シネマカフェ編集部》

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