オバマ大統領も「涙あふれた」…7人の大統領の執事を務めた男を描く『大統領の執事の涙』
全米興行収入3週連続第1位の快挙を遂げ、アイゼンハワー、ケネディ、ジョンソン、ニクソン、フォード、カーター、レーガン、7人の大統領に仕えた、ひとりの黒人執事の“知られざる”人生を…
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綿花畑の奴隷として生まれたセシル・ゲインズは、ひとりで生きていくため、見習いからホテルのボーイとなり、大統領の執事にスカウトされる。それ以来、7人の大統領に仕えてきた。
キューバ危機、ケネディ暗殺、ベトナム戦争…目の前で時代が大きく揺れ動く中、セシルは忠実に働き続けるが、執事であると同時に、“夫”であり“父”でもあった。理解を示す妻とは別に、白人に仕える父の仕事を恥じ、反政府運動に身を投じる長男。兄とは逆に、国のために戦うことを選びベトナム戦争へ志願する次男。激動の時代の中で、彼が世界の中心で見たものとは…。
執事として仕えてきたセシルには、『ラスト・キング・オブ・スコットランド』でアカデミー賞「主演男優賞」受賞の経験をもつフォレスト・ウィテカー。そのほか超大物司会者としてTVを始め、ソーシャル・メディアや新聞、雑誌など各メディアで活躍したオプラ・ウィンフリー、『推理作家ポー 最期の5日間』でエドガー・アラン・ポー役を好演したジョン・キューザックなど実力俳優が集結。さらにジェームズ・マースデン、ロビン・ウィリアムズなど錚々たる俳優陣が顔を揃える。
米国史上初の黒人大統領バラク・H・オバマ氏も、映画を観て「目に涙あふれた」と語るほどの本作を手がけたのは『プレシャス』でアカデミー賞ノミネートのリー・ダニエルズ監督。実話をベースに、黒人執事とその波乱に満ちた生涯をドラマティックに描く。
徐々に見え始めてきた2014年度のアカデミー賞レース。ダニエルズ監督とフォレストがタッグを組む本作は、どのように激戦の波に乗るのだろうか?
『大統領の執事の涙』は2014年2月15日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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