南キャン・山里「こんな屈辱的なことはない」…しずちゃんの首輪プレイに苦悶の叫び

キャメロン・ディアス、ブラッド・ピット、ペネロペ・クルスなどハリウッドが誇るトップスターたちが大集合を果たし、話題を呼んでいる心理サスペンス・ムービー『悪の法則』。明日（11月15日）からの公開を前に、14日（木）、お笑いコンビ「南海キャンディーズ」の山里亮太と山崎静代が東京・青山にて公開記念イベントを行った。

物語は、若くハンサムで有能な弁護士が、出来心で裏社会のビジネスに手を染めたことがすべての始まり。美しいフィアンセとの輝かしい未来を夢見たその欲望は、周囲のセレブリティたちを否応なく危険な事態に巻き込み、彼らの虚飾に満ちた日常を揺るがしていく。そして彼らは知らず知らずのうちに、この世の闇に渦巻く“悪の法則”に次第に魅入られ、逃れようのない罠に絡め取られていく…。

ブラピを筆頭に、豪華なスターたちが“危険”なスキャンダラスな裏社会に生きる人々を演じている本作にちなみ、この日、登場した2人の出で立ちは何ともセクシーなもの。劇中のキャメロン・ディアスをイメージしたというしずちゃんは、露出度の高い真紅のドレスに、チーター柄のタトゥーを肩から背中にかけて大胆に施したド派手な衣装。履き慣れなさ満点の10cm以上あるハイヒールには「IKKOさんじゃないですよ（笑）」と自虐ネタで会場を沸かした。

対する山ちゃんは、男の色気全開のブラッド・ピットをイメージしたグレーの光沢感あふれるスーツ姿＆口髭、ロングヘアにティアドロップ型のサングラスというセンセーショナルなスタイルを披露した。

この日は、2人のどちらが“南海キャンディーズの法則”を操る支配者なのかを公開検証。山ちゃんは、「誰が操っているなんて、正直バレたくないですね」とニヤリ。まずはセレブ＆セクシー度をチェックするファッション対決が行われた。

2人は集まったマスコミを前に、ウォーキングで猛アピール。山ちゃんは、「需要はあるの？」と言いながらも颯爽とランウェイを闊歩したが、「わずか三歩で心が折れました」と泣き寝入り…最後にはMCに助けを求める始末だった。

対称的にノリノリのしずちゃんは、下着も見えそうなセクシー・ダンスを披露するも、何故か関取よろしく“シコ踏み”！　「男性記者さんは、私に釘付けだったわ」と豪語するも、「地響きが起こりましたね。ゴリラのダンスにしか思えない」と山ちゃんにツッコまれていた。

続くはスキャンダル対決。これまでに行った相方の悪事を公然と暴露し合う。しずちゃんは、山ちゃんから「カッコイイ男性の前では、自分をよく見せようとボケなくなる。某アイドルの前で、ネタである5,000グラムの出生体重を3,200グラムとごまかしたんです。芸人として、欲に溺れるなんて最低」とバラせば、しずちゃんは「山ちゃんは女の影はないけど、悪の塊のような芸人。嫌いなタレントにはまったく心を開かない。悪口しか言わない」と実名も飛び出すほどのひやひやトークを展開し、度々のネット炎上の内幕を明かした。

さらに、“南海キャンディーズの法則”を2人に聞いてみると、「多くても二週間に一度しか、山ちゃんと顔を合わさないようにすることです」（しずちゃん）、「しずちゃんは、すぐに色々なことに興味を持ち出すので、全力でコンビ解散を止めることです！　そして、次回のリオ五輪も、東京五輪もしずちゃんに徹底的に便乗していこうと思います！」とそれぞれに語った。

そして最終ラウンドは心理テスト対決。心理カウンセラーの栫井利依（かこいりえ）氏の出題でどちらが支配者であるかがついに明らかに。圧倒的な存在感のしずちゃんに軍配が上がり、これまで明らかにならなかったコンビの上下関係が白日の下に晒された。

その関係の証拠として、フォトセッションのために再登場した山ちゃんの首には首輪が！　手綱を引いたしずちゃんが含みのある笑みを浮かべ、山ちゃんは正座をしながら「こんな屈辱的なことはない！　マスコミのみなさんは、こんな姿を撮って喜ぶなんて大人として、頭がおかしい」とあたり散らしていた。

『悪の法則』は、11月15日（金）よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。