滝川クリステル、「お・も・て・な・し」誕生秘話を明かす
優れた「チーム」を顕彰する「ベストチーム・オブ・ザ・イヤー 2013」の表彰式が11月21日(木)に行われ、「2020年東京オリンピック・パラリンピック招致チーム」が最優秀賞を…
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同賞は2008年に発足しこれまでに小惑星探査機「はやぶさ」プロジェクトチーム、京速コンピューター「京」開発チームなどが最優秀賞を受賞してきた。
クリステルさんは改めて招致チームでの活動をふり返り「多くの裏方の方に支えていただいて、あの緊張と緊迫の中で目標に向かえました。私の中で宝物となりました」と語る。
同じくプレゼンテーションを行なった陸上選手の佐藤真海さんは「普段は個人でやっていますが、チームとして戦わせていただき力強さを感じました。裏方のひとりひとりにいたるまでがプロフェッショナルで最大限に力を引き出していただけたと思います」と述懐する。
9月のIOC総会のプレゼンテーションについて佐藤さんは「初めてリハーサルで会場入りしたときは足がガクガクして不安だった」と語る。流行語にまでなった、振りつけ付きの「お・も・て・な・し」についてクリステルさんは「海外、フランスでも強調するときに(手で振り付けを)つけるのですが、分かりやすく『おもてなし』という言葉を耳に残してもらおうと思いました」と明かす。このときの細かい手の動きに関してはクリステルさん自身、意識せずに行っていた部分もあったそうで「ナチュラルに笑顔を解き放てるようにとしていた」と語った。その後の“ブーム”については「ここまでいくとは本当に思ってなかったです(笑)」とも。
水野正人招致委員会副理事長は「目標を常にハッキリとさせスローガンを持つこと」でチームが一丸になったと強調。佐藤さん、クリステルさんらに対してもプレゼンテーションの時間について、それぞれの「4分」ではなく、あくまで日本全体での「45分」が自分の時間であるというチームという意識を徹底させたという。また、招致委員会の事務局がバラバラのフロアではなく都庁の同じ階のフロアであり、誰もが呼べばすぐ来られるほど近い距離で仕事をしていたことがチームワークを高める上でも大きな役割を果たしたのではとも語った。
「チームとは?」という問いに対しクリステルさんは「化学反応」、佐藤さんが「Dunamics!!」と回答。クリステルさんは「個の集合ですが、それぞれの個を認め合い、時にぶつかり合うことで味を出し“Reborn(再生)”する」とチームで戦うことの意味を語った。
このほか、優秀賞には「パズドラ」でおなじみの「パズル&ドラゴン」プロジェクトチーム、ロボットによるサッカー大会「ロボカップ2013世界大会」で優勝した大阪大学、大阪工業大学の「JoiTech」チーム、東京都大田区の町工場の職人を中心に結成され、ソチ冬季五輪のボブスレー出場を目指す「下町ボブスレーネットワークプロジェクト」チームが輝いた。
《シネマカフェ編集部》
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