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ハリウッド版『ゴジラ』来夏公開決定! 渡辺謙も絶賛「凌駕して余りあるエネルギー」

今年7月に米西海岸サンディエゴで開催された「コミコン」にて、『ゴジラ』をハリウッド版『GODZILLA』として新たに映画化されることが発表され、世界中を驚かせたことは記憶に新しいはず。

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ハリウッド版新生『GODZILLA』ポスター・ビジュアル
ハリウッド版新生『GODZILLA』ポスター・ビジュアル 全 3 枚
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今年7月に米西海岸サンディエゴで開催された「コミコン」にて、『ゴジラ』をハリウッド版『GODZILLA』として新たに映画化されることが発表され、世界中を驚かせたことは記憶に新しいはず。およそ5か月が経ち――このほど本作のポスター・ビジュアルが解禁! さらに、ゴジラ生誕60周年となる2014年の7月に、日本公開されることも明らかとなった。

多くの謎を孕みながら、噂だけがひとり歩きしていた本作。ハリウッドでの制作とあって、キャスティングは海外俳優が多く出演する中、日本からは名優・渡辺謙が主要キャストとして起用されているほか、1954年のオリジナル版の主演を務めた宝田明も出演しており、『ゴジラ』を生み出した日本へのリスペクトも存分に込められている。

渡辺さんは、「ゴジラがハリウッドで映画化されることに対して、『え? いま、ゴジラ?』と思う人もいるかもしれません。でも、それを凌駕して余りあるだけのエネルギーが脚本にありました。だから喜んで参加させていただきました」と、出演を決めた理由を語る。

「僕ら日本人はゴジラの“本家”だと思っています。その“本家”の気持ちを、ギャレスはちゃんと理解してくれていて、それを壊すのではなく踏襲してくれています。さらに、いま起こっている問題もきちっと織り込んである素晴らしい脚本でした。ゴジラという、生物に対しての興味と、現実社会のなかで起こりうる恐怖がせめぎあっている。日本の今日的な苦悩みたいなものがうまく織り込まれている気がします」と新生“ゴジラ”を絶賛するコメントも。

本作で監督を務めるのは、自ら“ゴジラ・ファン”を公言する、新進気鋭の映画監督ギャレス・エドワーズ。ゴジラへの畏敬の念、ゴジラを作ってきた人々への深い愛、“ゴジラマインド”を踏襲した上で、最新のVFX技術を駆使した壮大なスケールで描いていく。

そんなエドワーズ監督からも熱いコメントが届いている。
「僕は子どもの頃、ケーブルテレビで毎週金曜日の夜に放送されていた日本の特撮映画番組にのめり込んでいたんだ。『ゴジラ』('54)が放送されたときは、一瞬で虜になったよ。だからこそ、この映画を作るにあたって誰よりも自分からのプレッシャーが大きかった。なんたって、これこそ人生でやりたいことだったんだから。これはモンスター・ムービーではない。ゴジラ・ムービーなんだ」。

さらに「みんなから注目されているけれど、ゴジラのビジュアルは何か月もかけて作ったものだからね。関わった全員が、このゴジラに満足してくれているよ。もちろん、僕も大満足さ。まだ詳しくは伝えられないけど、日本の皆にも楽しみにしていてほしいな」と世界中のプレッシャーを一身に感じつつも、楽しんでいるといった様子だ。

2014年は世界中を巻き込んで、再び“ゴジラ”ブームが大暴れしそうだが、“本家”日本ではゴジラの歴史の中で、初のデジタルリマスター版となるオリジナル版『ゴジラ』が約80館という異例の規模でリバイバル上映ほか、神保町では歴代シリーズを一挙上映も予定されている。

『GODZILLA』は2014年7月25日(金)より全国にて2D/3Dで公開。

《シネマカフェ編集部》

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