【予告編】市村正親、厳格な父親役に「自分は正反対」…『ジョバンニの島』
終戦後の北方四島で起こったソ連軍の進駐によって引き起こされる人々の過酷な運命を実話をもとに描いたアニメーション長編映画『ジョバンニの島』。市村正親、仲間由紀恵など豪華声優陣が生命を吹き込んだ本作の予告編がいよいよ解禁となる。
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戦争が終わりを告げようとしていた1945年、豊かな自然が広がる色丹島に父や祖父と楽しく暮らす純平(10歳)と弟・寛太(7歳)の姿はあった。しかし、第2次世界大戦での敗戦をきっかけにソ連軍が島を占領、島民たちの住み家は奪われてしまう。島の防衛隊長だった父はシベリアの収容所に、兄弟は厳寒の樺太へと送られる。飢えと寒さと戦いながらも父との再会を願う兄弟は…。
今回解禁されたおよそ2分の予告編には、まだ幼い兄弟が歴史の波に翻弄されながらも父との再会を願う姿が描かれている。本作品はTVドラマ「北の国から」の演出や、映画『最後の忠臣蔵』の監督で知られる杉田成道が原作・脚本を手がけ、メインテーマをさだまさしが担当した。
また、監督は『イノセンス』『スカイ・クロラ』などの西久保瑞穂がメガホンを握り、アニメーション制作は、『攻殻機動隊』シリーズなど国内外で高い評価を得るProduction I.Gという見事な布陣。
声優を務めるのは市村正親、仲間由紀恵、柳原可奈子、ユースケ・サンタマリア、犬塚弘、八千草薫、仲代達矢、北島三郎といった豪華キャストたちだ。
兄弟の父親・辰夫役の市村さんは「厳格な父親である辰夫と自分は、実は正反対。役作りは苦労しましたが、過度な表現をせず僕らしさをだせるように努めました」と語り、過酷な運命に翻弄されながらも力強く生き抜いていく人々を熱演している。
“どんなに時代が変わっても、決して忘れてはならないことを未来を生きる子どもたちに伝えたい”…そんな想いが込められた日本音楽事業者協会創立50周年の節目に日本アニメーション界屈指の実力派スタッフが贈る“真実の歴史”の物語。果たして、どんな結末が待ち受けているのだろうか?
『ジョバンニの島』は2014年2月22日(土)より全国にて公開。
《text:cinemacafe.net》
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