黒木華、山田洋次監督から最初に学んだのは「流し目」
『小さいおうち』に出演する女優の黒木華が1月8日(水)、日本橋三越本店本館で行われた映画とのコラボ企画「昭和モダンカフェ」のオープン記念イベントに出席。クランクインを前に、山田洋次監督と食事をしたと…
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本作は日本を代表する名匠・山田監督にとって82本目の作品で、第143回直木賞を受賞した中島京子氏の同名小説を映画化。昭和初期を舞台に、赤い屋根が可愛らしい“小さいおうち”の若奥様(松たか子)の秘めたる恋愛が、山形から上京してきた女中・タキ(黒木さん)の視点から描かれる。
そんな本作とコラボし、同日からオープンした「昭和モダンカフェ」には、実際に撮影で使用された着物や小道具、赤い屋根の“小さいおうち”オブジェを展示。タキと同じく割烹着に身を包んだ店員によるもてなしで昭和のスイーツや飲み物が味わえる“くつろぎ系”カフェになっており、黒木さんも「私も来てみたい」と語る。
黒木さんが、山田監督の作品に出演するのは初めてで「最初はすごく緊張していましたが、とても優しくしてくださって、安心できた。現場に通うのが楽しみになりました」と笑顔でふり返る。
この日は正月らしい着物姿を披露し、「映画の中でも着物や割烹着ですが、普段の生活ではなかなか機会がありませんし、女中さんの仕事を毎日やっているように見せるのが難しかったです」と苦労を語った。
会場には山田監督も駆けつけ、「少年の思い出として、三越に行くのは年に1~2度の大変嬉しいイベントだった」としみじみ。
本作については「僕の原風景を描いている」と話し、「今の人たちが思っている以上に、当時はみんなオシャレでしたね。背景には戦争が近づく暗い世相もあったけれど、どこか平和で穏やか。暮らしの文化というものがあり、今より町もきれいでした」と昭和に思いを馳せた。
『小さいおうち』は1月25日(土)から全国にて公開。
映画とコラボレーションした「昭和モダンカフェ」は、1月28日(火)まで日本橋三越本店本館で期間限定オープン。
《シネマカフェ編集部》
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