吉永小百合、次回作で松ケンのお母さんに?超大作アニメ『BUDDHA2』がついに完成
手塚治虫が10年の歳月を費やした「ブッダ」を全3部作で映像化するシリーズ第2弾『BUDDHA2 手塚治虫のブッダ - 終わりなき旅 -』の完成報告会見が1月10日(金)、都内で行われ、声優を務める吉永小百合、松山ケンイチ…
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王子という不自由ない身分を捨てたシッダールタが、人々の出会いと苦行を通して、悟りを開き、ブッダとなる数奇な生涯を壮大なスケールで描き出す本作。吉永さんは、吉岡さんが声を務めるシッダールタの母親で死後、天界から息子を見守るマーヤー天を演じている。
実は吉永さん、前作『手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく』では堺雅人扮するチャプラの母親を演じており、「前回は堺さん、そして今回は吉岡さんのお母さん役。お母さん冥利に尽きます」と目を細める。さらに「気が早いですが、もし第3弾が作られるなら、ぜひ松山ケンイチさんのお母さんを演じたい」と抱負を語った。
これに対し、松山さんは「吉永さんがお母さんになってくださるのを、切に願っています」と光栄そうな表情。原作の大ファンでもある松山さんは、暗い過去を背負う盗賊・タッタを演じ「一番好きなキャラクター。復讐に燃えていたが、シッダールタと出会い、前向きに生きる大切さに気づく男で、生命の尊さを感じさせてくれる」と思い入れたっぷりだ。
アフレコは基本的に、一人一人個別で行われたそうだが、あるシーンでは吉永さん&吉岡さんが同じブースに入る“親子共演”が実現したのだとか。吉岡さんは「自分が、悟りを開くブッダになれるのか悩んでいたが、吉永さんの『ブッダ、死んではいけません!』という台詞を受け取り、僕も『生きねば!』という気持ちになりました。ブッダになれたのは、吉永さんのおかげ」と感謝を述べていた。
会見には共演する観世清河寿、大和田伸也、小村敏明監督、エグゼクティブ・プロデューサーの森下孝三が出席した。なお、本作はフランスが誇る世界最大級の美術館・ルーブル美術館で、1月27日にワールドプレミアを開催する予定になっている。
『BUDDHA2 手塚治虫のブッダ - 終わりなき旅 -』は2月8日(土)より全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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