桐谷健太が「ぞっとした」…WOWOWシナリオ大賞受賞作をドラマ化「埋もれる」
2007年のスタート以来、プロ・アマを問わず優れたシナリオ作品を発掘し、過去4本の映像化作品を生み出してきた「WOWOWシナリオ大賞」。第6回目となる本コンテストで大賞に輝いたシナリオが…
最新ニュース
スクープ

492編の応募が集まったという第6回「WOWOWシナリオ大賞」。大賞に見事選ばれたのは、香坂隆史による「愛の告発」。傷心のまま故郷に戻り、ゴミ屋敷の解決に乗り出した男と、そこを取り巻く人々が複雑に絡み合うヒューマンミステリーだ。
物語の主人公は、大手食品会社に勤める北見透(桐谷健太)。自社の産地偽装を内部告発したことで会社を追われることに。消費者を思う正義感からの行動だったが、結果的に職場仲間の人生を狂わせたことに悩む北見は、自らも妻子と別れることとなる。傷心のまま故郷に戻り、市役所の非常勤職員として働き始めた北見だが、力を持つ市長(大友康平)を中心に役所内にも癒着や不正が蔓延していた。
ある日、上司の加藤稔(水橋研二)の命令を受けて、北見は問題視されていた“ゴミ屋敷”に住む老女・熊切加代子(緑魔子)のもとへ。他人との接触を避ける加代子からは相手にされなかったものの、孤独な加代子と真摯に向き合うことで事態の解決をはかろうとする北見だが、役所内ではゴミ屋敷の強制撤去の話が進んでいた…。
主演を務める桐谷さんは、「脚本を読んだとき、最初は社会派のサラリーマンの話かと思いましたが、読み進めるうちにだんだん鳥肌が立ってきて、目が離せなくなりました。そして、最後のシーンでは思わず、ぞっとさせられました。ドラマを全部通して見ていただいて、心の中で何かぞっとするところ、何か感じてしまうところを堪能していただければと思います」と意味深なコメントを寄せている。
メガホンを握るのは、三吉彩花・主演の『旅立ちの島唄~十五の春~』、福士蒼汰や本田翼らが共演しスマッシュヒットとなった『江ノ島プリズム』の監督、さらに『黄金を抱いて翔べ』などで脚本家としても活躍する吉田康弘。桐谷さんのほかには、国仲涼子、落合モトキ、伊藤歩、斉木しげるら個性派が脇を固めている。
果たして、桐谷さんの語る「ぞっとした」展開とは?
ドラマ「埋もれる」は、3月16日(日)22:00~スタート。
《シネマカフェ編集部》
特集
関連記事
この記事の写真
/