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タランティーノ監督が脚本流出に激怒、新作企画を白紙に

次回作はウエスタンと報じられたクエンティン・タランティーノだが、数人に手渡していた脚本の内容が流出したことから、準備中だった企画を断念した…

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クエンティン・タランティーノ監督-(C) Getty Images
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次回作はウエスタンと報じられたクエンティン・タランティーノだが、数人に手渡していた脚本の内容が流出したことから、準備中だった企画を断念した。

先週、「Hollywood Reporter」誌が『ジャンゴ 繋がれざる者』に続くタランティーノの新作は前作同様ウエスタンで、タイトルは『The Hateful Eight』(原題)と報じたばかり。それ以降、タランティーノの元にはハリウッドのエージェントたちからキャスティングに関する問い合わせが殺到、タランティーノは限られた数人に渡した脚本の第1稿の内容がリークされたと確信したという。

映画サイト「Deadline.com」の取材にタランティーノは「ものすごく落ち込んでいるんだ。脚本の第1稿は書き上げたけど、1年後の冬までは撮影に入るつもりはなかった」と語り、6人の人物に渡した第1稿の内容が流出したことに言及。「誰かがハリウッド中にばらまいたんだ。これは次回作としては撮らず、出版するよ」と宣言した。

タランティーノが脚本を渡した人物として名前を挙げたのは『ジャンゴ 繋がれざる者』のプロデューサーのひとりだったレジー・ハドリン、俳優のマイケル・マドセン、ブルース・ダーン、ティム・ロス。タランティーノによればティムは潔白だが、俳優2人のどちらかが自分のエージェントに脚本を見せたことから内容が漏洩した可能性が高いという。

《冨永由紀》

好きな場所は映画館 冨永由紀

東京都生まれ。幼稚園の頃に映画館で「ロバと王女」やバスター・キートンを見て、映画が好きになり、学生時代に映画祭で通訳アルバイトをきっかけに映画雑誌編集部に入り、その後フリーランスでライター業に。雑誌やウェブ媒体で作品紹介、インタビュー、コラムを執筆。/ 執筆協力「日本映画作品大事典」三省堂 など。

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