浅香唯、初ミュージカルでヒール役に挑戦！キャストを一新『アニー』制作発表会見

4月26日（土）から東京都・青山劇場で上演を開始する、丸美屋食品ミュージカル『アニー』の制作発表会見が21日に行われ、約9000人の応募者の中からオーディションで選ばれた主人公のアニー役（ダブルキャスト）に選ばれた國分亜沙妃（こくぶあさひ）、吉井乃歌（よしいののか）をはじめとする子役28名と、出演者の三田村邦彦、生田智子、甲斐まり恵、松田賢二、浅香唯が登壇した。

ミュージカル初出演となる浅香は、アニーにきついお仕置きをする孤児院の院長ミス・ハニガンを演じる。オファーを受けた時のことを聞かれて「アニー役かどうか、まずは確認しました（笑）」と冗談めかしてコメントした浅香は、「今までは自分に近い役が多かったので、今回、堂々と意地悪ができる役を演じるのは楽しみです」と語った。

また、浅香は「意地悪な役なので私には不向きかな。でも、意外と素で行けば良いのかな（笑）」と新境地に挑むことを楽しみにしている様子で、「とことんいじめ抜かないといけない役ですが、その覚悟はできています」と意気込んだ。一方で、アニー役の2人に対して「私が靴を脱いで並んだら身長変わらないですね」と、優しく笑いかけていた。アニーの衣装に身を包んだ國分は「お披露目できて嬉しい」と、吉井は「強くて優しいアニーになりたい」と、それぞれ目を輝かせた。

アニーに心癒やされ一番の理解者となる大富豪ウォーバックスを演じる三田村は、役柄に合わせて髪の毛を剃ることに触れ、「五分刈りくらいは経験がありますが、剃髪するのは人生で初めてです。（剃るのは）本番ギリギリになるかもしれませんが、お暇な方は来て髪を持っていってください（笑）」と語り、会場の笑いを誘った。また、ウォーバックスの秘書・グレースを演じる生田は、過去に子供を連れて『アニー』を観に来ていたと明かし「発表前なので今日まで子供には言っていませんでした。家庭内で記者会見やろうかな（笑）。機会があれば家族（夫の元サッカー日本代表・中山雅史と子供）で観劇に来るかも」と語った。

ほか、姉のミス・ハニガンと悪だくみをするルースターを演じる松田は、2012年公演に続いて2回目の出演。ルースターの恋人リリーを甲斐が演じる。これまでお馴染みの役者が出演することが多かった『アニー』だが、今回は松田を除いて大人のキャストを一新して上演されることとなった。

『アニー』は、1924年からアメリカで新聞連載がスタートした漫画「ザ・リトル・オーファン・アニー（小さい孤児アニー）」をもとに、1977年にブロードウェイで誕生。日本公演は、1986年の初演から数えて来年で29年目を迎える。

■丸美屋食品ミュージカル『アニー』
2014年4月28日（土）～5月11日（日）こどもの城・青山劇場

【仙台公演】8月9日（土）～10日（日）東京エレクトロンホール
【大阪公演】8月13日（水）～19日（火）シアター・ドラマシティ
【名古屋公演】8月29日（金）～31日（日）愛知県芸術劇場ホール
【新潟公演】9月7日（日）新潟テルサ
※地方公演は2013年12月時点の予定です

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『アニー』公式サイト