※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

【ドラマニア】松本潤・主演「失恋ショコラティエ」は妄想の“嵐”!?/タイプの異なる3人の女

作品の大半が“推理モノ”を占める1月クールのドラマたち。そんな中、異色とも言えるハートオーラを放っているのが、「嵐」の松本潤さん主演『失恋ショコラティエ』です。

最新ニュース コラム
注目記事
松本潤(爽太)を取り巻くヒロインたち(水川あさみ&石原さとみ&水原希子)/月9ドラマ「失恋ショコラティエ」
松本潤(爽太)を取り巻くヒロインたち(水川あさみ&石原さとみ&水原希子)/月9ドラマ「失恋ショコラティエ」 全 7 枚
拡大写真
作品の大半が“推理モノ”を占める1月クールのドラマたち。そんな中、異色とも言えるハートオーラを放っているのが、「嵐」の松本潤さん主演『失恋ショコラティエ』です。

月9と言えば、やはり王道のラブストーリーを期待する人も多いはず…しかしながら本作は、現実と妄想の境界を彷徨う“恋心”をストレートに映し出し、見る者の胸にリアルな違和感を残す作品となっているのが新鮮かつ新しいところ。鑑賞していて、思わず古傷が痛むなんて人も多いのでは?

ラブストーリーに目がない人は必見! 今日はとっておきの見どころについて、大きく分けて3つご紹介していきましょう。

■原作は、水城せとなさんが手がける 甘くて苦~い漫画「失恋ショコラティエ」■

小学館「フラワーコミックスα」から発売され、第36回講談社漫画賞「少女部門」、第2回ananマンガ大賞を受賞し、世の女性たちの話題を呼んだ本作。発売日には「続きが気になる!」とSNS投稿が殺到。累計発行部数250万部を超える人気コミックスとして広く知られています。

水城せとなさんが描く世界は、何と言っても色彩力が豊か。表紙の美しさももちろんですが、本編は白黒ページにも関わらず、まるでそこに色があるかのように鮮やかに服装や背景、食べ物などが表現されていきます。中でも今回の作品では、とにかくチョコレートが美味しそう(笑)。バレンタインが迫るこれからの季節、一流チョコを購入したくてうずうずしてしまう人も多いことでしょう。

また、ショコラティエたちの美しい手際、作業工程シーンも必見です。まるで魔法のようなキラキラとした世界が実写化されるに辺り、ドラマでは主演の松本潤さんを始め、「ショコラ・ヴィ」で働く溝端淳平さん、水川あさみさん、さらにはライバル店「リクドー」にもぜひ注目してみてください。


■究極の片思イスト・爽太 彼の妄想がこのドラマの鍵を握る!■

撮影直後から各番組でキャストのみなさんがおっしゃっていることですが…とにかく爽太(松本潤)の妄想がスゴイ(笑)! ヒロインである片思いの相手・サエコ(石原さとみ)への思いがドンドン積もって一人歩き。見ている誰もが「あるある、片思いってそういうものだよね」としみじみ共感する域を優に超えてくる想像力を発揮してくれるのも、このドラマの見どころです。

失恋って普通、フラれた段階で2人の物語が終わるものじゃないですか? でも、彼の場合終わらないんですよね。打たれ強いのか、相手の小悪魔っぷりが悪いのかはこれからの展開に任せるとして――彼は、別に現実を受け入れていないワケじゃないんです。受け入れる努力はしようとしている。その葛藤の末、結局いまは「忘れたくない」を選びます。「相手に釣り合うためには、もっと“悪い男”にならなくてはいけない」切ない背中を、最後まで見届けてあげましょう。

またその思いは、“夢”の面にも大きく影響を及ぼします。実家がパティスリーだからという幸運から、大好きなサエコが好きなチョコ作りを人生の目標へと抱えた爽太。一見不純に見える理由ですが、コレってすごいことなんじゃないでしょうか。嫌いになれないからこそ、彼女の笑っている顔を見るために“夢”を追う。

第一話のナレーションで「乱らな野心がこんなところまでオレを連れてきたんだ」とありましたが、まさにその一言がこの物語の全てなのかもしれません。相手が結婚してしまうことより、他店のチョコを褒める方がショックだなんて…本当に究極の恋愛ですね。


■実はモテモテ!? 爽太を取り巻く、タイプの異なる女性3人■

そして、この物語最大の面白味は、そんなグダグダな主人公が、自らの意図しないところで次々と女性にモテていく点にも見てとれるでしょう。「大好き!」と告白されるモテ男ではないのですが、周りの女性たちはみんな何故か彼が気になってしまうのです。

一緒に働く薫子(水川あさみ)の瞳には、どこか恋や嫉妬の色が見え隠れしていますし、人妻・サエコが時折見せる女らしい表情も気になるところ。スパルタ先輩女子&小悪魔女子が月9の展開らしくどう変化していくのか…?

さらにはそこに片思い仲間のモデル・水原希子さん演じる、えれなが絡んでくるから世の中って世知辛い(笑)。男女の友情なんてキレイな台詞、どうやらこの作品には似合わないようですね。交錯する細かな視線や表情を見逃さぬよう、瞬きは少なめにご鑑賞くださいませ。

いかがでしたか? 妹役のまつりちゃん(有村架純)とオリヴィエ(溝端淳平)の恋の行方もおそらく今後、物語の胸キュンアクセントとなってきますので、お楽しみに~!

《YUKI》

三度の飯よりドラマが大好き YUKI

テレビ局での勤務を経て、フリーに転身。毎クール全ての作品に目を通す【ドラマニア】としてコラムを執筆している。近年はシナリオライターとしても活動の幅を広げており、乙女ゲームをはじめ、CMや謎解きなど、ジャンルを問わず様々な企画に挑戦中。

+ 続きを読む

特集

関連記事

この記事の写真

/
【注目の記事】[PR]