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松田龍平「やってやったぞ」キネ旬初快挙&父・優作と同じ栄誉でダブルの喜び!

松田龍平が2月8日(土)、都内で行われた「第87回キネマ旬報ベスト・テン」表彰式に出席した。『舟を編む』で「主演男優賞」を受賞。過去に新人俳優賞も受賞し、主演&新人の両賞を手にしたのは松田さんが初めて。

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松田龍平/「第87回キネマ旬報ベスト・テン」表彰式
松田龍平/「第87回キネマ旬報ベスト・テン」表彰式 全 14 枚
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松田龍平が2月8日(土)、都内で行われた「第87回キネマ旬報ベスト・テン」表彰式に出席した。『舟を編む』で「主演男優賞」を受賞。過去に新人俳優賞も受賞し、主演&新人の両賞を手にしたのは松田さんが初めて。「主演男優賞」は父・優作さんも受賞した賞でダブルの喜びだ。

松田さんは『御法度』で第74回('00年度)「新人俳優賞」を受賞。その後の活躍は映画ファンならご存じの通りだが、今回の「主演男優賞」受賞は87年間というキネ旬の歴史(なんとアカデミー賞よりも長い!)で初の快挙とあって、感激もひとしお。舞台挨拶や会見の場では、あまり感情を表に出さない松田さんも「やってやったぞ!」と会心の笑顔だった。

表彰式には松田さんを始め、「主演女優賞」の真木よう子、「助演男優賞」のリリー・フランキー、「助演女優賞」の田中裕子、「新人女優賞」の黒木華、「新人男優賞」の吉岡竜輝君ら受賞者がズラリ。

第57回(1983年度)に「主演女優賞」を受賞している田中さんは、同年、「主演男優賞」を獲得した故・松田優作さんと当時の「キネ旬」表紙を一緒に飾っているだけに、この日の表彰式で龍平さんと対面し、感慨しきりだった。

昨年、3本の話題作で圧倒的な存在感を見せた真木さんは「役を引きずることは、ないですね」と豪語。それでも『さよなら渓谷』での難役は大きなチャレンジだったと言い「周りの支えがなければ、乗り越えることはできなかった」と感謝の意。また、『そして父になる』に関しては「現場に子育てしに行く感覚だった」とふり返った。

<第87回キネマ旬報ベスト・テン/受賞結果一覧>

●日本映画作品賞
『ペコロスの母に会いに行く』(森崎東監督)

●外国映画作品賞
『愛、アムール』(ミヒャエル・ハネケ監督)

●文化映画作品賞
『標的の村』(三上智恵監督)

●日本映画監督賞/読者選出日本映画監督賞
石井裕也(『舟を編む』)

●外国映画監督賞/読者選出外国映画監督賞
アルフォンソ・キュアロン(『ゼロ・グラビティ』)

●日本映画脚本賞
荒井晴彦(『共喰い』)

●主演女優賞
真木よう子(『さよなら渓谷』『すーちゃん まいちゃん さわ子さん』『そして父になる』)

●主演男優賞
松田龍平(『舟を編む』)

●助演女優賞
田中裕子(『共喰い』『はじまりのみち』)

●助演男優賞
リリー・フランキー(『凶悪』『そして父になる』)

●新人女優賞
黒木華(『舟を編む』『シャニダールの花』『草原の椅子』『くじけないで』『まほろ駅前番外地』)

●新人男優賞
吉岡竜輝(『少年H』)

●キネマ旬報読者賞
荒俣宏(キネマ旬報連載「百年の闇 キネマの幻」)

《シネマカフェ編集部》

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