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【特別映像】アカデミー会員を圧倒!『それでも夜は明ける』ルピタ・ニョンゴに注目

ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門で「作品賞」を受賞し、アカデミー賞にも「作品賞」「監督賞」ほか9部門にノミネートされている話題作『それでも夜は明ける』…

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ルピタ・ニョンゴ/『それでも夜は明ける』-(C) 2013 Bass Films, LLC and Monarchy Enterprises S.a.r.l. in the rest of the World. All Rights Reserved.
ルピタ・ニョンゴ/『それでも夜は明ける』-(C) 2013 Bass Films, LLC and Monarchy Enterprises S.a.r.l. in the rest of the World. All Rights Reserved. 全 7 枚
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ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門で「作品賞」を受賞し、アカデミー賞にも「作品賞」「監督賞」ほか9部門にノミネートされている話題作『それでも夜は明ける』。ブラッド・ピット、マイケル・ファスベンダー、ベネディクト・カンバーバッチと、いま最も旬なスターが自ら出演を熱望し、迫真の演技を見せているが、その中でもひと際目立つのが、突如現れた新鋭、ルピタ・ニョンゴだ。3月の公開を前に、アカデミー会員をも唸らせた彼女の心振るわせる演技が見られる特別映像が到着した。

この物語の主人公・音楽家のソロモン(キウェテル・イジョフォー)は、愛する家族と共に何不自由なく幸せな日々を送っていた。しかしある日突然、白人の男たちに誘拐され、遠く見知らぬ地へ奴隷として売られてしまう。本作はアメリカで本当にあった事件を映画化。原作は、1841年から12年もの間、奴隷生活を強いられた黒人男性の回想録だ。

主人公ソロモンと同様に、非情な農園主・エップス(マイケル・ファスベンダー)のもとで奴隷として働くのが、ルピタ・ニョンゴ演じるパッツィー。彼女は過酷な労働を強いられるだけでなく、妻子あるエップスに耐え難いほど性的に執着される。

今回届いた映像は、農園主エップスに悲痛な叫びをぶつけるシーン。パッツィーは一番の稼ぎ頭でありながら、石鹸すら与えられない虐げられた環境にいるのが分かる。超演技派のファスベンダーにも引けを取らない、彼女の演技には目を奪われずにいられない。

特別映像『それでも夜は明ける』新鋭ルピタ・ニョンゴ

実はルピタ・ニョンゴは、このパッツィー役を1,000人以上のオーディションで勝ち取ったシンデレラ・ガール。本作が長編映画デビュー作というから驚きだ。本作のスティーヴ・マックィーン監督も「オーディションでのルピタは輝いていた。彼女は脆さと力強さを兼ね備えてる。存在感のある彼女の前では、自分が小さく見えたよ」と大絶賛。迫真の演技を見せた彼女は、アカデミー賞「助演女優賞」にもノミネートされ、受賞も有力視されている。

さらに本作での活躍を受け、ルピタは映画業界だけでなく、ファッション業界からもオファーが殺到! 「ミュウミュウ(Miu Miu)」2014年春夏キャンペーンに登場し、賞レースでも華麗なドレス姿を披露。あらゆるデザイナーが、自社ブランドのドレスを彼女に着せるための争奪戦を繰り広げている。

ルピタはパッツィーを演じることを「最初は躊躇した」と話す。「脚本を読んで、パッツィーに同情して涙があふれてきた。でも彼女たちに命を吹き込むことで、私たちが歴史を作っていることが分かっていた」と黒人女性としての使命感を抱いた。「彼女は虐待を受けることを感傷的に捉えていない。痛みにもがくのではなく、痛みを超えて生きようとしていた」と理解すると、パッツィー役は「つらいけど、喜びでもあった」という。

「私たちは不名誉な歴史を隠したり無視しようとするけれど、表に出して取り組む必要がある。本当に起こったことだもの。事実を受け入れ、そこから何かを学ばなければならない。祖先の苦しみを無駄にはできないわ」。

世界との距離が縮まった現代。キャスト、スタッフが奴隷制度の歴史に真っ向から挑んだ『それでも夜は明ける』は、日本人もマストな映画だ。まずはこちらの映像で、ルピタの心の叫びの熱演をチェックしてみて。

『それでも夜は明ける』は2014年3月7日(金)よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。

《text:cinemacafe.net》

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