ゆうばり国際映画祭開幕！　東出昌大に夕張市民から「悠太郎さん！」と歓声

「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭 2014」が2月27日（木）に北海道夕張市で開幕。オープニングに先立って、到着したゲストたちを市民が迎えるウェルカムセレモニーが行われたが、ニューウェーブアワードを受賞した東出昌大に市民からひときわ大きな歓声が送られた。

炭鉱の町、そして「幸福の黄色いハンカチ」の舞台としても知られる夕張で長年にわたって開催されてきた同映画祭だが、市民一体となっての温かいおもてなしが大きな魅力！　新千歳空港から会場に向かうバスが夕張市内に入ると、各所には手旗を振り、ゲストを歓迎する市民の姿が。そしてJR夕張駅前では多くの市民が待ち構えており、到着したゲストに「おかえりなさい！」と声をかける。

最初に登場したのはオープニング上映作品『偉大なる、しゅららぼん』に出演する渡辺大、貫地谷しほり、水落豊監督。貫地谷さんが足を滑らせそうになり、渡辺さんがすかさず手を引きエスコートする一幕も。

続々と上映作品の監督やキャスト陣が到着。審査員を務める斎藤工、オープニングセレモニーでパフォーマンスを披露する「劇団EXILE」の面々、今年から新設されたニューウェーブアワードに輝いた脚本家の宮藤官九郎らに温かい歓声が送られる。

中でも、熱烈な歓声を浴びていたのが放送中のNHKの連続テレビ小説「ごちそうさん」で主演の杏の夫役を演じている東出さん。バスから降りるや歓声に包まれ、沿道からは役名の「悠太郎さん！」と呼ぶ声も。東出さんは満面の笑みで手を振り、市民の方々からふるまわれた揚げイモをほおばっていた。

「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭 2014」は3月3日（月）まで開催。