【特集:アナと雪の女王】松たか子&神田沙也加の初デュエット映像公開!
本年度アカデミー賞で「長編アニメーション賞」「主題歌賞(Let It Go)」をW受賞し、サウンドトラックもビヨンセなどの名だたる有名アーティストを抑え、全米ビルボード総合1位を記録するなど大ヒットとなっている
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このほど、本作の日本版で主人公の姉妹の声を務めている神田沙也加と松たか子が、お互いの心境をデュエットで表現するシーンの映像が解禁となった。
触れるものを凍らせる“秘密の力”を持つ姉・エルサ(日本語版声の出演:松たか子)は、その力を制できず、真夏の王国を凍てつく冬の世界に変えてしまう。妹のアナ(同:神田沙也加)は、姿を消した姉を追い、山男のクリストフとその相棒のトナカイ・スヴェン、“夏に憧れる雪だるま”のオラフ(同:ピエール瀧)と共に、雪山の奥深くへと向かうのだが…。
ミュージカル界で活躍している神田さん、映画や舞台に幅広く活躍する松さんの2人が、セリフだけでなく、歌唱パートも務めることでも話題となり、特に松さんが歌い上げる主題歌「Let It Go」は海外でも注目を集める圧巻の歌声だ。
今回公開となった楽曲は、「生まれてはじめて」。エルサが王位を継ぐことになり、エルサの秘密の力を隠すために長い間、閉ざされていた城の門が開かれるという、戴冠式の日の朝に歌われるものだ。
エルサは、誰にも会わず、長年隠し続けてきた秘密の力を民衆の前でさらしてしまうことを恐れているが、王位継承という逃れることのできない状況下に置かれ、「1人で居たいのに。誰にも会いたくない」と不安でいっぱい。それでも、複雑な思いと葛藤しながらも「今日だけはうまくやろう。隠し通すのよ」と前進しようとする心境も歌われている。
一方のアナは、閉ざされていた門が開かれるということで、“自由”となった嬉しさに満ちあふれ、「1日だけでもときめきたいの!」と純真無垢な“恋”に憧れる様子が描かれており、姉妹はまるで正反対の心境に置かれていることが伝わってくる。
音楽を担当したアカデミー賞受賞者・ロペス夫妻は、この楽曲について「単に“私は希望に満ちあふれていて、すべてが最高!”や“私は孤独、寂しいわ”というだけの歌であれば簡単に作れます。でも私たちは、この両極端な2つの感情を1つの楽曲で表現する歌を作る必要がありました。そうして生まれたのが『生まれてはじめて』という曲です」と語る。
この曲は、デュエットという技法を使いながら、アナの人物像や欲求を表現しつつ、同時に姉とのコントラストを描き、ストーリーテリングの要素を持たせているのだという。この表現力が大いに必要とされる楽曲を、神田さんと松さんは、舞台で培って来た演技力を注ぎ込んで歌り上げており、心揺さぶる映像となっている。
セリフではなく、楽曲で語られる2人の心に耳を傾けてみて。
『アナと雪の女王』は3月14日(金)より2D/3Dで同時公開。
《シネマカフェ編集部》
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