伊藤淳史、西島秀俊らが『バチスタ』シリーズへの意外な“愚痴”を告白!
映画『チーム・バチスタ FINAL ケルベロスの肖像』の完成披露試写会が3月20日(木)に開催。伊藤淳史、仲村トオル、桐谷美玲、松坂桃李、栗山千明、西島秀俊に星野和成監督が来場し、レッドカーペットを歩いた。
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2008年放送の連続ドラマ「チーム・バチスタの栄光」から「ジェネラル・ルージュの凱旋」「アリアドネの弾丸」、先ごろ放送が終了した「螺鈿迷宮」と連ドラとしてシーズンを重ねてきた人気シリーズの完結編となる劇場版。田口&白鳥コンビが最後の事件に挑む。
あいにくの雨模様で冬が戻って来たかのような寒空の下でのイベントとなったが、熱烈なファンが足を運び、キャスト陣はハイタッチで声援に応えていた。伊藤さんは「最低の天気の中、こんなにたくさんの方に集まっていただき幸せです」と嬉しそうに語る。
仲村さんは「役を卒業し、終わるというよりは、自分たちの子どもを旅立たせ、世に送り出すような気分。ちゃんと受け入れられるのか? Twitterでイジワルなことつぶやかれたりしないか? とか心配しながらも『頑張って行って来い』と背中を押すような気持ちです」と充実した表情で語る。
伊藤さん演じる田口が「不定愁訴外来」――通称“愚痴外来”で患者の悩みや愚痴を聞くのを仕事としているが、これにちなんで本シリーズを通じて“愚痴りたいこと”を尋ねると、仲村さんは「どうしてスケジュール通りに撮れないのか(笑)?」となかなか予定通りに進まない撮影への愚痴をポロリ。当初、12月上旬クランクアップの予定だった本作も、いつの間にかクリスマスを越えて撮影していたそうで「子どもに『夏休みの宿題は期限通りに』って言えない!」と嘆いていた。
松坂さんは医療ドラマならではの難解な医療用語、桐谷さんと栗山さんはこの日のイベントを含め、夏場に冬のシーンを、冬に真夏のシーンを撮るなど暑さ・寒さに悩まされた撮影に恨み節。
一方、シリーズ随一の人気キャラ“ジェネラル・ルージュ”速水を演じた西島さんは「隠してたけど、僕がトオルさんのバディになりたかった…。でも伊藤さんの前に敗北しました」と仲村さん演じる白鳥とコンビを組む田口役への羨望を口にし、意外な告白に会場はどよめいていた。
最後に、これまで散々、他人の愚痴を聞いてきた伊藤さん自身の愚痴を尋ねると「ドラマも映画もクランクアップのシーンはたった一人のシーンで、しかも新潟でした。みんなでアップしたかった…」と寂しそう。そんな伊藤さんを慰め、労うべく集まった観客で伊藤さんに一斉に「おつかれさま!」をプレゼント。伊藤さんは「あざーす!!」と笑顔を見せていた。
『チーム・バチスタ FINAL ケルベロスの肖像』は3月29日(土)より全国東宝系にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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