綾瀬はるか、ルーヴルの警備員に“おねだり” 本物の「モナ・リザ」至近距離で目撃!
女優の綾瀬はるかが4月24日(木)、パリのルーヴル美術館でロケを敢行した主演作『万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-』の完成報告会見に出席。館内は厳重な警備体制だったそうだが、「どうしても本物の『モナ・リザ』が見たくて…
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会見には綾瀬さんに加えて、共演する松坂桃李、初音映莉子、村上弘明が出席。松岡圭祐氏の人気小説「万能鑑定士Qの事件簿」を原作に、佐藤信介監督(『GANTZ』シリーズ、『図書館戦争』)が映画化した本作は、驚異的な鑑定眼が評価され、ルーヴル美術館の臨時学芸員に選ばれたヒロイン・凜田莉子(綾瀬さん)と、彼女と共に事件の謎を追う雑誌編集者・小笠原(松坂さん)が歴史的傑作絵画「モナ・リザ」の盗難をめぐる陰謀に隠された謎と真贋に迫っていく。
ルーヴル美術館での映画の撮影許可が下りることはごく稀。これまで本格的に撮影されたのは『ダ・ヴィンチ・コード』('06)だけで、本作の撮影は日本映画史上初となる歴史的快挙だった。
「すべての展示を自由に見られる雰囲気じゃなくて、ちょっと(規制から)外れた場所に行こうとすると、警備員さんがスッと手を伸ばして、止められてしまった」と綾瀬さん。それでも、撮影が進むにつれ、“信頼関係”が育まれたのか「後半になると、『あっ、いいよ、いいよ』みたいな感じでずいぶん警備がゆるくなった」(松坂さん)。おかげで2人は、本物の名画『モナ・リザ』を通常展示よりも、さらに至近距離で見ることができたそうだ。
ちなみに綾瀬さんと松坂さんは、今回が初共演。「非常にまじめで、脱いだ衣装もきちっとたたんで返却していた」(綾瀬さん)、「柔らかく明るいイメージはそのままに、すごい集中力でスイッチを切り替えて、とてもしなやかだった」(松坂さん)と感想を話していた。
また、映画のテーマである“鑑定”にちなんで、綾瀬さんは「私は誰かが前髪を切ったり、メガネを変えたりしたら、絶対に気づきます」と自らの“鑑定眼”に自信満々。報道陣から「男性のどこをポイントに鑑定しますか?」の質問には、「やっぱり笑顔ですね。笑うと、その人の人柄が出ますから」と明かした。
映画『万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-』は5月31日(土)より全国東宝系にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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