【ハリウッドより愛を込めて】「24」ジャックが4年ぶりに帰ってきた!
ハーイ、みなさん! 私はいま、やっと冬が終わりを告げたのを心から喜んでいるところです。みなさんはいかがですか? ここアメリカは、大変厳しい冬だったので…
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
春、夏といえば、TVドラマの歴史上、最も人気を博した作品のひとつが、TVに戻ってくるんです。それは「24 TWENTY FOUR」!! この作品のブームだった頃、私は日本にいて、一緒に働いている同僚たちの誰もが、ジャックに夢中になっていたのを覚えています。友人たちの何人かは、テーマ音楽を携帯の着メロにしていたし、週末になると、シーズンをイッキ見するために、家にこもったりしていました。
そう、この番組が「イッキ見」(英語で“Binge Watching”)のハシリになったんですよね。みんながTVに何時間も張り付いて、ひとつの番組のワン・シーズンを見るっていう状態。私もその一員でした。
本作は、一話一話が必ず“クリフ・ハンガー”で終わるというドラマの先駆けの1つでもあります。一話完結で綺麗に事件が解決するのではなくて、本作は、必ず何かが起こっている最中に一話が終わるんです。そのために、私たちはすぐに次のエピソードを見たくなるという効果がありました。いまでは多くのドラマがこの方式を使っていますが、10年前はこの番組だけだったんですよね。
最新シーズンのプロモーションのために、主役のキーファー・サザーランドが来日したとき、私は幸運にも彼にインタビューする機会を得ました。そのときは、くしくもアメリカの感謝祭の日だったので、新宿にインタビューのために出かける際に、お手製の七面鳥、マッシュド・ポテトなど、感謝祭の伝統的なディナーを並べた大きなお皿を持参したんです。
「キーファーは、感謝祭の休みの間も忙しく働いているのだから、もしかしたら、感謝祭ディナーを喜んでくれるかもしれない」と思いながら持って行ったら見事に成功! 彼はとっても喜んでくれて、「ワオ、何週間ぶりに食べるお手製のディナーだよ! 実のところ、ホテルの食事に飽きていたから、これは本当に素晴らしいよ」と言ってくれたのをいまでも覚えてます。
それから私たちは、番組の話に入りました。確か、シーズン4の放送開始のプロモーションときだったので、どれだけ本作がTVドラマ界を席巻しているかについてでした。
そしてついに、4年間のブランクを経て、ジャック・バウアーが戻ってくるんです! もちろん、彼はアメリカ合衆国大統領を守るだけでなく、世界を救うんです。今回のタイトルは「24: LIVE ANOTHER DAY」(原題)で、アメリカでは5月5日(現地時間)に放送が開始になります。
今回はいったいどんなトラブルにジャックと同僚たちが巻き込まれるのか、誰もがワクワクしながら待っています。間違いなく、多くのファンにとって、エキサイティングな番組になっていることでしょう。イギリスのロンドンで撮影され、お馴染みのキャスト&クルーも戻ってきています。
また、今回から登場する素晴らしい新キャラクターも楽しみですよね。先日、自宅の近所の“FOXスタジオ”を訪問したとき、大きな広告を見つけました。もちろんみなさんのために写真を撮りましたよ。
みなさんの中で、いったいどれだけの方がジャックをまた見られることになって、ドキドキしてるでしょうか? 私は、もうドキドキワクワクが止まりません!
《text:Lisle Wilkerson》
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