致命的？　芸人・宮川大輔が岡田将生から「マジメ」と評される

俳優の岡田将生が5月14日（水）、4人の父親を持つ高校生を演じた『オー！ファーザー』の完成披露試写会に出席。父親のひとりを演じる芸人・宮川大輔を「マジメ」と評した。芸人にとって「マジメ」はやはり致命的？　宮川さん本人も、思わず苦笑いを浮かべていた。

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2014.5.14 Wed 21:11

俳優の岡田将生が5月14日（水）、4人の父親を持つ高校生を演じた『オー！ファーザー』の完成披露試写会に出席。父親のひとりを演じる芸人・宮川大輔を「マジメ」と評した。芸人にとって「マジメ」はやはり致命的？　宮川さん本人も、思わず苦笑いを浮かべていた。

ひとりの母親＆4人の父親との奇妙な同居生活をおくる高校生・由紀夫（岡田さん）は、賭博場でカバンの盗難事件を目撃。それがきっかけで、謎の武装グループに拉致監禁されてしまう！　愛する息子の一大事に、性格も個性もバラバラな父親たちが、一丸となって立ち上がる。人気作家・伊坂幸太郎の同名小説を映画化した。

東京・ユナイテッドシネマ豊洲で行われた試写会には、岡田さんと宮川さんに加えて、父親役の佐野史郎、河原雅彦、村上淳、ヒロインを演じる忽那汐里、藤井道人監督が出席した。

岡田さんは「家族にもいろんなあり方がある。僕にとって家族は、心の拠りどころで大切な存在なんだなと改めて考えさせられた」と本作から感じ取ったテーマを語り、「うちは姉と妹がいるので、ケンカするときは『手を出さず、黙って耐えろ』と教えられた」と父親からの“教え”を明かしていた。

「同じ父親でも、4人ともキャラクターが全然違う。それだけで楽しい」（佐野さん）、「アドリブは一切使われていない。メッタ斬りでした」（河原さん）、「この和気あいあいの雰囲気が、画面にも出ている」（宮川さん）と“チーム父親”は現場の様子をコメント。

もうひとりの父親・村上さんは「岡田将生が現場の中心にいてくれて、頼もしかった。ちょっと本筋と離れそうになっても、引き戻してくれた」と岡田さんを絶賛。紅一点の忽那さんは「男性ばかりで、仲間に入れるか様子をうかがっていましたが、とても空気が良くて心配なし。和やかな現場だった」と笑顔でふり返っていた。

『オー！ファーザー』は5月24日（土）より角川シネマ新宿、テアトル梅田ほか全国にて公開。