片岡愛之助、歌舞伎界 “初”にして“悪”の仮面ライダーに! 変身も「歌舞伎風」
一大ブームを巻き起こしたドラマ「半沢直樹」の “オネエキャラ”から一転、『劇場版 仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!』
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“フルーツ”“錠前”“鎧武者”という、3つのモチーフが絶妙に融合されて誕生した、平成ライダーシリーズ第15作『仮面ライダー鎧武/ガイム』。葛葉紘汰(佐野岳)が変身する鎧武、駆紋戒斗(小林豊)が変身するバロン、呉島光実(高杉真宙)が変身する龍玄ら数多くの個性的な“アーマードライダー”たちが登場し、激しい戦いを繰り広げている。
番組が空前の盛り上がりを見せる中、夏の恒例「劇場版」で描かれるのは、全アーマードライダーと新たに姿を現したライダーが、“黄金の果実”をめぐって対戦。しかも、ワールドカップ開催も控えた今年は、ゴン中山こと元日本代表の中山雅史らサッカー界との本格コラボレーションも実現し、仮面ライダー×サッカーの“ダブルキック”が炸裂するーー。
本作で片岡さんが演じる仮面ライダーマルスは、鎧武と敵対する劇場版のオリジナルキャラで、“新しい世界を切り開く究極の神の存在”という設定。神々しい、“人間ではない存在感”が必要とされたキャスティングに際しては、「神の雰囲気を醸し出せる風貌と目力を重視した」(東映・武部直美プロデューサー)結果、片岡さんに白羽の矢が立った。
片岡さんは、歌舞伎ならではの独特の発声と役づくりで、まさに神々しい存在のライダーを見事に体現。変身シーンでは、歌舞伎俳優としてのこだわりを取り入れ、これまで歴代ライダーと一線を画す変身シーンが誕生しているという。
「小さい頃は、仮面ライダー1号、2号、V3、アマゾン、キカイダーやハカイダーが好きでよく見ていました。男の子は皆、一度は変身したいと思っているはず」と語る片岡さん。
「僕も仮面ライダーを見て育ったので、オファーをいただいたときは喜びました。次世代の神と自負する“悪のボス”を演じますが、悪役を演じるのは楽しいです(笑)」と話し、「半沢直樹」のオネエな金融庁調査官に続く“悪”を楽しんで演じた様子。
撮影にあたって、改めて変身ポーズを研究したそうだが、「僕の演じる仮面ライダーマルスは“スロー”な変身で、少し歌舞伎風になっています」と明かしている。
これまで、歴代の劇場版限定仮面ライダーにはさまざまなキャストが抜擢されてきたが、歌舞伎界からは片岡さんが初めて。「小学生から大学生までを対象とした『学生歌舞伎』をやっており、意外にも小学生が一番前のめりになって楽しんで観てくれています。この映画を観たら、歌舞伎を観に来た子どもたちが僕のことを『あ、仮面ライダーの人だ!』と言って喜んでくれるんじゃないかと思っています」と、自身もとてもうれしそうだ。
究極の力を持つ“目力ありき”のライダーは、片岡さんにぴったり。どんな変身シーンを見せてくれるのか、気になるところだ。
『劇場版 仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!』は7月19日(土)より全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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