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期待の若手を発掘! 人気ドラマから映画主演をゲットした男たち

いま、アメリカのショービズ界には2つの大きな潮流が起きている。ついに日本にも上陸したデヴィッド・フィンチャー製作総指揮「ハウス・オブ・カード 野望の階段」のケヴィン・スペイシー、本国でシーズン2が放送された「ザ・フォロイング」のケヴィン・べーコン、

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『ニード・フォー・スピード』 (C)2014 Dream Works ll. Distribution Co. All Rights Reserved./『ポンペイ』-(C) 2014 CONSTANTIN FILM INTERNATIONAL GMBH AND IMPACT PICTURES (POMPEII) INC./ジョエル・キナマン「キリング/26日間」 -(C) 2013 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.
『ニード・フォー・スピード』 (C)2014 Dream Works ll. Distribution Co. All Rights Reserved./『ポンペイ』-(C) 2014 CONSTANTIN FILM INTERNATIONAL GMBH AND IMPACT PICTURES (POMPEII) INC./ジョエル・キナマン「キリング/26日間」 -(C) 2013 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved. 全 12 枚
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いま、アメリカのショービズ界には2つの大きな潮流が起きている。ついに日本にも上陸したデヴィッド・フィンチャー製作総指揮「ハウス・オブ・カード 野望の階段」のケヴィン・スペイシー、本国でシーズン2が放送された「ザ・フォロイング」のケヴィン・べーコンほか、最近ではオスカー俳優となったマシュー・マコノヒーがHBO製作の「True Detective」(原題)に出演するなど、映画界ではお馴染みの主役級の名優たちが、こぞってTVドラマに進出している。

その一方で、大ヒットしたTVドラマシリーズから映画主演を勝ち取った俳優たちもいる。言わずと知れた「SHERLOCK/シャーロック」のベネディクト・カンバーバッチは、超大作『スター・トレック イントゥ・ダークネス』に抜擢されたり、『それでも夜は明ける』『8月の家族たち』など幅広い作品に出演。ワトソン役のマーティン・フリーマンが主役を務める『ホビット 竜に奪われた王国』では共演(?)も果たしている。また、「トゥルーブラッド」のアレキサンダー・スカルスガルドも、ドラマのかたわら『ディス/コネクト』『ザ・イースト』などに出演してきた。

かつては、ジョージ・クルーニーも「ER 緊急救命室」から大ブレイクを果たした先達。今年、この潮流に乗った、人気ドラマ出身のオススメ注目男子を紹介する。


“ポスト・オーリー”!? 「ゲーム・オブ・スローンズ」でブレイク

まずは、ドラマとは思えない壮大なスケールで描かれる“大人向け”ダーク・ファンタジードラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」から、現在公開中の『ポンペイ』に抜擢されたイケメン筋肉男子、キット・ハリントン。“ポスト”オーランド・ブルームともうわさされている新鋭だ。

現在27歳、英国ロンドン出身のキットは、このドラマで “ナイツ・ウォッチ”という闇の守り人となるジョン・スノウ役で憂いを帯びたオーラを放ち、ミラ・ジョヴォヴィッチや、彼女の夫で『ポンペイ』の監督ポール・W・S・アンダーソンの目に止まることになった。

本作ではグラディエーター役のために4か月もの間、過酷な食事制限とトレーニングを行い、見事な筋肉美を披露。ひとつの町を一晩で消してしまったヴェスヴィオ火山大噴火を背景に、身分違いの運命の恋に落ちていく主人公を熱演した。まもなく、『How to Train Your Dragon 2』の全米公開も控え、2015年にはベン・バーンズ、ジュリアン・ムーア、ジェフ・ブリッジス共演のファンタジー超大作『Seventh Son』(ともに原題)が待機している。


全米で社会現象となった「ブレイキング・バッド」から抜擢

ドラマ界のアカデミー賞といわれるエミー賞も、そしてゴールデン・グローブ賞も席巻し、社会現象となった「ブレイキング・バッド」からは、アーロン・ポールが、超高級スポーツカーでリアル・カーアクションを展開する『ニード・フォー・スピード』(公開中)で主演を務める。

「ブレイキング・バッド」は、余命わずかと告げられた化学教師ウォルター(ブライアン・クランストン)が家族に財産を遺すため、化学の知識を使った“高純度ドラッグ”製造にのめり込み、やがて泥沼にはまるように悪に染まっていくというストーリー。

その中でアーロンは、主人公ウォルターの元教え子で、彼の右腕となりながらも次々とトラブルに巻き込まれていくジェシー・ピンクマン役を好演。キラキラのイケメン! というルックスではないものの、心に大きな傷を抱え、ちょっぴり情けなくて、いざというときには思いもよらない行動力を発揮する、“放っておけない系”男子だ。

リドリー・スコット監督、クリスチャン・ベイル主演『Exodus: Gods and Kings』、ラッセル・クロウ&アマンダ・セイフライド共演の『Fathers and Daughters』、ノーマン・リーダスら共演の『Triple Nine』(ともに原題)など出演作が続々決まっている。


『ロボコップ』から『X-MEN』まで注目男子が続々

また、デンマークの人気ミステリードラマをリメイクし、1話で1日の捜査の進展を描く「キリング/26日間」(DVD発売中)のスティーブン・ホールダー刑事役ジョエル・キナマンは、今春、リブート版『ロボコップ』の主演を務めたことでも記憶に新しい。

スウェーデン・ストックホルム出身の34歳、189cmの長身に整った顔立ちは、アレキサンダー・スカルスガルドに次ぐ“北欧男子”の要注目株。だが、このドラマでは口ヒゲ姿やモゴモゴとした話し方でギャップ感を醸し、イケメンなのに決してスマートとはいえない刑事役に徹している。

今後は、巨匠テレンス・マリック監督の新作『Knight of Cups』や、旧ソ連を舞台にしたトム・ハーディ、ゲーリー・オールドマン共演作の『Child 44』(ともに原題)など出演作は後を絶たない。

さらに、『アメイジング・スパイダーマン2』でハリー・オズボーンことグリーン・ゴブリンを演じたデイン・デハーンも、もとはTVシリーズ「In Treatment」(原題)がきっかけとなり、映画界に注目されることになった。現在公開中の『X-MEN:フューチャー&パスト』のクイックシルバー役には、カルト的人気を誇る「アメリカン・ホラー・ストーリー」のエヴァン・ピーターズが出演しており、早くも注目を集めている。

『X-MEN』には「ゲーム・オブ・スローンズ」からピーター・ディンクレイジが、X-MENを抹殺しようとする科学者ボリバー・トラスク役に抜擢。同ドラマ随一のワルメン、ニコライ・コスター=ワルドーもキャメロン・ディアスと共演するコメディ映画『The Other Woman』(原題)など待機作は多数。

また、「ブレイキング・バッド」をきっかけに『ドライヴ』『アルゴ』『トータル・リコール』などに出演してきたブライアン・クランストンは、全米でヒット中の『GODZILLA』にキーパーソンとして登場する。

『ポンペイ』では「24」のキーファー・サザーランドが、久々にスクリーンで、しかも悪役の姿で見られることも、海外ドラマファンには嬉しい。

いまや期待の若手や注目株を発掘するなら、まずはTVドラマというスタンスが、できつつあるかもしれない。

《シネマカフェ編集部》

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