【特別映像】佐々木蔵之介、役同様の超ポジティブなクランクアップ『超高速!参勤交代』
昨年『のぼうの城』が大ヒットし注目を集めた脚本賞である城戸賞において、その傑出したエンターテイメント性が評価され最高得点で入選を果たし、満を持しての映画化となった『超高速!参勤交代』の公開を記念し、佐々木蔵之介クランクアップ時の映像が到着した…
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時は徳川吉宗公の治める江戸時代、磐城国のわずか1万5千石の小藩・湯長谷藩に起こった物語。無理難題をお上におしつけられてばかりの湯長谷藩は、藩の金山を狙う老中・松平信祝(陣内孝則)の差し金により、突然幕府からの参勤交代を命じられた。
通常の参勤交代では8日かかるところを、何とその半分の4日間しか与えられず、しかも莫大な費用も必要。困窮する湯長谷藩には、もはや無理な話。しかし藩主・内藤政醇(佐々木蔵之介)は知恵者である家老・相馬兼嗣(西村雅彦)とともに、超高速となる4日間で参勤交代を果たす奇策に打って出るが…。
このたび到着した主人公の湯長谷藩藩主・内藤政醇を演じる蔵之介さんのクランクアップ時の映像では、その感想を一言、「寂しすぎます!」。山形や自身の出身地である京都など、さまざまな場所での2か月にもおよぶ撮影の締めくくりを迎え、感慨深げのよう。
撮影では、所作や居合の稽古、方言など多くの不安があったものの、カツラや着物の衣装に身を包み、扇風機で枯葉をおもいっきり当てられていくうちに「慣れた!」と笑顔で一蹴。過酷な撮影の中でも「晴れればそれは良い日」「台風の日もそれは良い日」と、まるで本作同様のポジティブシンキングで乗り越え、すっかりその精神をモノにした様子だ。
どんな大変な日も慣れれば「良い日」にできる、前向きでお人好しな人柄は、まさに蔵之介さん演じるお殿様そのもの。映像でも「良い作品になるに決まっています!」と断言した蔵之介さん。先日行われた完成披露の舞台挨拶でも見せてくれた抜群のチームワークは、スクリーン上でも発揮されているに違いない。
《text:cinemacafe.net》
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