【最新CM考】あのハリウッド大作や人気ドラマまで…いま、コラボCMが熱い!
数ある大ヒット原作コミックの実写映画化の中でも、いま最も期待され、注目を集めている2015年公開の『進撃の巨人』。4月に主演を三浦春馬が務め、長崎の“軍艦島”がロケ地になることが発表されて以降…
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このコラボCMは、実写映画版でも監督を務める樋口真嗣がメガホンを握っており、「思ったよりよくできてる」と原作ファンの間でも評判となり、YouTubeでは再生回数が110万回超えとなるほど(6月20日現在)。また、最近では阿部寛扮する『テルマエ・ロマエll』の古代ローマ人・ルシウスが、役柄そのままにノンシリコンシャンプー「レヴェール」とコラボしたCMも放映され、お茶の間の笑いを誘っている。さらにこの夏は、話題のハリウッド超大作や人気ドラマとのコラボCMが、続々と完成している模様だ。
アンジー主演『マレフィセント』も“禁断”のコラボ
まずは、『テルマエ・ロマエll』の役柄、“平たい顔族”の山越真実としても、コーセー「肌極」のコラボCMに出演している上戸彩。7月5日(土)公開のアンジェリーナ・ジョリー主演のディズニー映画『マレフィセント』日本語吹き替え版で、エル・ファニング扮するオーロラ姫の声を担当する。
先日のワールドプレミアではオーロラをモチーフにした帯と艶やかな着物姿で出席し、その姿を見たアンジーのほうから近寄ってきてくれたという上戸さん。CM女王としても名高い彼女は「引越しは日通」のCMでもお馴染みだが、今回はディズニー最強の“ヴィランズ”(悪役)・マレフィセントを主人公にした本作と異例のコラボとなった。
アニメ「眠れる森の美女」は、“王子様のキスによって永遠の眠りから目覚める”という王道のラブストーリー。だが、本作では女性なら誰もが憧れるヒロイン・オーロラ姫ではなく、アンジー演じる、彼女に“永遠の眠り”の呪いをかけた邪悪な妖精・マレフィセントが主人公となっているのがポイント。人道支援という生きがいや、ブラッド・ピットという唯一無二のパートナーに出会う以前のアンジーの人生とも重なるマレフィセントの秘密が、映画の中で明らかにされていく。
CMも「『眠れる森の美女』禁断の秘密が、ついに明かされる」とのナレーションから始まり、「『日通』禁断の秘密も、ついに明かされる」と続く。日通本社のロビーに詰めかける報道陣。すると、そこに上戸さんが登場し、『日通』の“秘密”を語り始める…というものだ。どよめく報道陣を背に、微笑みながら颯爽と立ち去っていく上戸さんの姿が印象的な、“禁断の秘密”つながりのCMとなっている。
予告編を超えてる!? あの巨大怪獣、巨大ロボまでコラボ
その上戸さんが出演する一番有名なCMといえば、ソフトバンクモバイルの「ホワイト家族」だろう。ソフトバンクモバイルでは、今夏、話題沸騰となりそうな大ヒットシリーズの第4弾『トランスフォーマー ロストエイジ』(8月8日公開)とスマートフォン「AQUOS Xx 」とのコラボ企画が始まったばかり。金属生命体が瞬時にロボに“トランスフォーム”するという斬新な設定を最新鋭VFXで実現した本作は、超金属(メタル)なフォルムの新しいスマートフォンのイメージにマッチしたらしい。
特設サイトでは、予告編にも匹敵するような中身たっぷりの1分間のまとめ映像が見られるようになっており、マイケル・ベイ監督やマーク・ウォールバーグなど豪華スタッフ・キャストが登場する、香港で開催されたワールドプレミアの模様や主題歌を担当する本年度グラミー賞2冠の「イマジン・ドラゴンズ」のライブパフォーマンスも世界31か国に同時生中継されるという。
ちなみに、この『トランスフォーマー』最新作には、渡辺謙が声の出演を果たすことが分かっているが、渡辺さんといえば、全米や先日公開された中国でも大ヒット中のハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』 が、いよいよ7月25日(金)より日本でも公開される。
本作には、渡辺さんのほか『オールド・ボーイ』や『アベンジャーズ』の最新作『The Avengers: Age of Ultron』(原題)のエリザベス・オルセン、同じく『The Avengers: Age of Ultron』や『キック・アス』シリーズのイケメン、アーロン・テイラー=ジョンソン、社会現象にもなった大ヒットドラマ「ブレイキング・バッド」のブライアン・クランストンなど最旬の人気俳優が集結。
日本の特撮の代名詞『ゴジラ』を元祖にするこの大作がコラボするのは、本国アメリカで放送されたイタリアのフィアット「500L」のCM。登場するゴジラは大迫力で、街中を破壊しながら闊歩するのだが、「500L」を口の中に放り込むも、なぜか吐き出してしまうのだ。ネット上では、公式の予告編映像よりもゴジラそのものの姿がはっきりと映っていると早くも評判に。その勇姿は、フィアットUSAの公式YouTubeから確認することができる。
また、同じく海外モノだが、『アメイジング・スパイダーマン2』はミネラルウォーターの「evian」とコラボ。赤ちゃんスパイダーマンが登場し、2人のスパイディが揃ってダンス対決をするキュートなCMもお披露目されている。
劇中とは違った一面が見られるのも、コラボならでは
逆転につぐ逆転のドラマ、日曜劇場「ルーズヴェルト・ゲーム」からもコラボCMが登場。細川(唐沢寿明)が社長を務める中堅精密機器メーカー、青島製作所の野球部は“負けたら即廃部”の窮地に立たされているが、視聴率は右肩上がり。現在、番組内で放送中の第1弾、東芝とのコラボCMでは、青島野球部のエースピッチャーの沖原和也役、工藤阿須加が役名で登場。社会人野球の名門・東芝野球部ブレイブアレウスの活躍に「すげえな、こいつら」と感嘆しつつ、自らを奮い立たせている。
これが好評を博し、沖原役の工藤さんを始め、大道監督役の手塚とおる、井坂キャプテン役の須田邦裕ほか青島野球部が勢揃いし、同じく社会人野球の強豪チームを有する日本生命とコラボが実現したのが第2弾。
60秒の特別バージョンとなるCMは、15日(日)の第8話内で放送されたほか、あとは最終回22日(日)に放送されるのみ。ドラマの行方も気になるところだが、最終回の山場となるイツワ電器との対戦シーン撮影のために集まった、のべ6,000人のエキストラの協力のもと、工藤さんら野球部のコミカルな一面が見られる、こちらのコラボCMも要チェックだ。
《シネマカフェ編集部》
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