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宮沢りえ、“最も美しい横領犯”に…『紙の月』ポスタービジュアル解禁

直木賞作家・角田光代のベストセラー小説を、宮沢りえ主演で映画化する『紙の月』。3月末にタイ・バンコクにてクランクアップを迎えた本作の公開日が…

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『紙の月』ポスタービジュアル-(C) 「紙の月」製作委員会
『紙の月』ポスタービジュアル-(C) 「紙の月」製作委員会 全 3 枚
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直木賞作家・角田光代のベストセラー小説を、宮沢りえ主演で映画化する『紙の月』。3月末にタイ・バンコクにてクランクアップを迎えた本作の公開日が11月15日(土)に決定し、このほど挑発的なポスタービジュアルが解禁された。

物語の舞台は、バブル崩壊直後の1994年。わかば銀行の契約社員として働く、平凡な主婦・梅澤梨花(宮沢りえ)。上司や顧客からの信頼も厚く、何不自由ない生活を送っているように見えた梨花だったが、自分への関心が薄い夫(田辺誠一)との間には見えない溝ができ始めていた。そんなある日、梨花は年下の大学生・光太(池松壮亮)と出会い、やがて2人は男女の関係になる。

光太と過ごすうち、ついに顧客のお金に手をつけてしまう梨花。高価な買い物や高級な食事、ホテルのスイートでの連泊を重ねるうち、やがて金銭感覚と日常が少しずつ歪み出し、最初は1万円に過ぎなかった横領が、次第にエスカレートしていく…。

真っ当な人生を歩んでいたはずの平凡な主婦が起こした、巨額横領事件。彼女は何を手に入れ、何を手放したのか。主人公・梅澤梨花を演じるのは、いまや日本を代表するトップ女優として舞台、映画、テレビと八面六臂の活躍を見せる宮沢りえだ。

今回、公開されたティザーポスターは、1万円札が散らばった中で宮沢さんの挑発するような目線を向ける衝撃的なビジュアル。紙幣に囲まれていても美しすぎる大女優のその表情によって、「最も美しい横領犯」というキャッチコピーにもどことなく説得力があふれている。

宮沢さんの脇を固めるキャストには、先日「AKB48」を卒業した大島優子、『海を感じる時』『バンクーバーの朝日』と話題作の公開を控える池松壮亮を始め、小林聡美、田辺誠一、近藤芳正、石橋蓮司、ベテラン俳優陣が集結している。

ひとりの女性が聖と悪の両面を抱えながら墜ちていく様を、『桐島、部活やめるってよ』で日本アカデミー最優秀作品賞ほか各賞を受賞した鬼才・吉田大八監督が、独特の映像センスとテクニックを駆使し、スピード感をもってスリリングに描いていく。

『紙の月』は、11月15日(土)より全国にて公開。

《シネマカフェ編集部》

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