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高くても売れる!老舗企業の常識を覆す新商品とは?『ガイアの夜明け』

235:使い捨ての紙皿や、100円ショップでも売られる老眼鏡。こうした商品は「安ければ安いほど売れる」と、なるべく安く作ることが業界の常識。新たな企業の参入や中国製の台頭などによって、激しい価格競争にさらされ、伝統ある老舗企業も苦境に陥ってきた。

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使い捨ての紙皿や、100円ショップでも売られる老眼鏡。こうした商品は「安ければ安いほど売れる」と、なるべく安く作ることが業界の常識。新たな企業の参入や中国製の台頭などによって、激しい価格競争にさらされ、伝統ある老舗企業も苦境に陥ってきた。6月24日(火)の『ガイアの夜明け』(テレビ東京系列)では、生き残るために、これまでの常識を覆して「高くても売れる商品」を作らなければならない。そう考え、新たな商品を開発した老舗企業を取材する。

アイスやドーナツなど、デザートの包装容器を製造する「伊藤景パック産業」は、創業100年を超える老舗企業だ。ところが、取り扱うのは紙やプラスチック製の使い捨て商品。難しい技術も必要ないため新規参入も容易で、中国製の台頭もある。このままでは生き残れないと、新たに開発したのがデザイン性の高い紙の食器「WASARA」だ。商品はコップや皿、お椀など。業界の常識を覆す発想によって、陶器のように見える質感を作り出した。値段は1つ約100円で「使い捨てなのに、高い」。ところが、そこに需要があった。

日本製のメガネの8割以上を生産しているという、福井県鯖江市。戦後の高度成長期に一大産業として発展し、最盛期の1991年にはメガネ関連の会社は約900社にも上った。しかし、バブル崩壊後、安い中国製のメガネが台頭するなど、価格競争の波にさらされ、関連会社も次々と倒産してしまった。その鯖江市で新たに開発された老眼鏡が、いま異例の大ヒットとなっている。その名は「ペーパーグラス」。人気の秘密は折りたたむと2ミリになるという薄さだ。老眼鏡は、それほどデザイン性や機能が重要とされないため、100円ショップでも売られているが、ペーパーグラスは1万5000円ほどするのに、注文が殺到しているという。ペーパーグラスを開発した「西村金属」は、1968年に創業しメガネ用のネジや蝶番などの部品を作ってきた小さな町工場だ。市内にある10社の関連企業の技術力を結集してペーパーグラスを作り上げたという。鯖江市の逆襲となるのか?

テレビドガッチでは現在「つくるひと」のコーナーにて『ガイアの夜明け』プロデューサーインタビューを掲載中。ここでしか見られない番組の裏側を語ってくれているので、放送と併せてこちらもご覧ください。

■『ガイアの夜明け【常識を覆して売る!老舗の逆襲】』
2014年6月24日(火)22:00~22:54(テレビ東京系列)

【案内人】江口洋介
【ナレーター】杉本哲太

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《編集部@テレビドガッチ》

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