ジブリ声優初挑戦の有村架純、感極まって涙…共演の高月彩良に「ありがとう」
スタジオジブリ最新作『思い出のマーニー』完成披露試写会が7月2日(水)に行われ、上映後には舞台挨拶が行われたが、ヒロインのマーニーの声を担当した有村架純が感極まって声を詰まらせる一幕があった。
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英国の児童文学を原作に、療養で北海道を訪れた少女・杏奈と湿地帯の屋敷に暮らす不思議な少女・マーニーの交流が描き出される。ジブリ作品で初めてとなるWヒロインで、約300人が参加したオーディションで杏奈役を高月彩良、マーニー役を有村架純が射止めた。
高月さんは、映画を観たばかりの観客の拍手に迎えられ「こうして大きな舞台に立てているのが夢のようです」と笑みを浮かべる。心を閉ざしていた少女・杏奈はマーニーとの出会いをきっかけに成長し一歩を踏み出していくが、高月さんは「私にとってもアフレコは初めてで、なかなか上手くできずにご迷惑をおかけしたんですが、ジブリのスタッフのみなさんが温かく支えてくださり、今日を迎えることができました。自分も杏奈と一緒に作品の中で成長できたと思うし、この役を演じられてよかったです」と自身と杏奈を重ね合わせ、充実した表情を見せた。
有村さんは「オーディションに受かってからは楽しみでワクワク・ドキドキしていたんですが、収録から今日までは実感がわかず、ジブリ作品に参加できていることが夢のようで、いま、実感しています」としみじみと語っていたが、途中で込み上げる思いを我慢できず、声を詰まらせた。
そして「杏奈が高月さんで本当に良かった。杏奈が隣りにいてくれたからマーニーを演じられました。ありがとう」と高月さんへの感謝の思いを口にする。高月さんは「こちらこそ」と笑顔で返し、劇中の杏奈とマーニーさながらの信頼し、支え合う2人の姿に客席からは温かい拍手が沸き起こった。
『思い出のマーニー』は7月19日(土)より全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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