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東出昌大、オルセー美術館来日に「思わず涙が出る」

フランス“印象派の殿堂”オルセー美術館の名画84点が、東京・六本木の国立新美術館にやってくる。

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ナビゲーターを務める俳優の東出昌大さん
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フランス“印象派の殿堂”オルセー美術館の名画84点が、東京・六本木の国立新美術館にやってきた。今年で印象派が生まれて140年。記念すべき節目の年に開催される展覧会「オルセー美術館展 印象派の誕生―描くことの自由―」では、印象派が誕生した19世紀後半を中心に、世界中の美術ファンを魅了してやまないフランス絵画を代表する充実の作品群を披露する。

言わずと知れたエドゥアール・マネの名作「笛を吹く少年」やアレクサンドル・カバネルの「ヴィーナスの誕生」、ウィリアム・ブクローの「ダンテとウィルギリウス」、レオン・ボナの「パスカ夫人」など、見入らずにはいられない極上の名画達がずらり並ぶ。

中でも、今回、日本初公開となるクロード・モネの大作「草上の昼食」は必見。フランス国外をほとんど出ることのなかった本作品は、戸外でくつろぐ人々という近代的なテーマで、女性達が纏うドレスに落ちる木漏れ日や繊細な木々の葉が、自由な筆致で描かれており、“光の画家”と呼ばれるモネの作風を存分に体感できる。

同じく、日本初公開のエドゥアール・マネの「読書」は、モスリン地のワンピース、透けた袖、ソファを覆う厚い布など、同じ白という色を異なる材質で緻密に描き分けた珠玉の逸品だ。

7月8日行われたプレス内覧会には、本展のナビゲーターを務める俳優の東出昌大が登場。マネが最晩年に描いた「ロシュフォールの逃亡」について、「もっと描きたいという思いと、病気によってその先の希望をあきらめなくてはならない現実があったというマネの葛藤を知り、改めて絵の前に立った時、思わず涙が溢れてきた」と感慨深いコメント。「来て、見て、感動してください。芸術は人生の肥やしになると思います」と笑顔でアピールした。

10月20日までの会期中、オルセー美術館の理事長であるギィ・コジュヴァルによる講演会など、関連イベントも開催される予定。


【イベント情報】
オルセー美術館展 印象派の誕生―描くことの自由―
会場:国立新美術館企画展示室2E
住所:東京都港区六本木7-22-2
会期:7月9日から10月20日まで
休館日:火曜日
入場料:一般1,600円 大学生1,200円 高校生800円 中学生以下無料

オルセー美術館が来日。東出昌大が“思わず涙が出る”作品展示

《岸由利子》

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