『思い出のマーニー』に見るジブリのディテールへのこだわり 「見つめるジブリ展」開催
ついに公開を迎えたスタジオジブリの最新作にして、今後のスタジオを背負って立つ米林宏昌監督が描く『思い出のマーニー』。本作の公開に合わせて開催される、映画の世界を巨大空間アートで再現した「思い出のマーニー×種田陽平展」と連動し…
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まずは『思い出のマーニー』のあらすじから。イギリスの作家ジョーン・ロビンソン(1910―1988)による同名児童文学を原作とする本作。北海道の湿 地帯を舞台に、心を閉ざした杏奈(声:高月彩良)が、“青い窓”がある屋敷に暮らす金髪の少女・マーニー(声:有村架純)と出会い、不思議なひと夏を過ごすファンタジー作品だ。
そんな「思い出のマーニー」の世界が目の前に現れたら…? というコンセプトで作り上げられたという「思い出のマーニー×種田陽平展」。そんな種田氏の感性や世界観を味わうことができる「見つめるジブリ展」を体験してみたところ、魅力は大きく分けて3つ。
1つ目は、パノラマビューでジブリ作品の世界に迷いこんだような疑似体験ができるのが、最大の魅力だろう(※パノラマビューは、一部非対応の機種があります。詳細はキャンペーンサイトにてご確認ください)。立体建造物のミニチュアを、マイクロカメラによ り登場人物の目線で体験することができる。さらに、“見つめるキーポイント”をタップすると、種田氏のこだわりポイントを細かなディテールまで楽しむこと ができるのだ。
まさにマーニーが暮す部屋そのものにいるような景色が画面いっぱいに広がり、劇中にも登場する「マーニーの日記」や、予告編でも印象的に描かれていた杏奈 とマーニーを繋ぐ「窓」、さらにアンティークな雰囲気漂う「ライティングデスク」などこだわりが詰まった小物や装飾などをたっぷり“見つめる”ことができ る。
さらに劇中、杏奈とマーニーが乗るボートを日中・夕暮れ・夜と3つのシチュエーションで登場人物の気分を味わえる「湿っ地とボート」は、ファン必見だ。
2つ目は、そんな「見つめるジブリ展」でしか見ることのできない、美術監督・種田氏のスペシャルコメント動画「思い出のマーニー×種田陽平展 Special ムービー」だ。「ディテールの集積が大きな空間を作り上げる」という、アーティストであり職人である種田氏の言葉をチェックしてから、もう一度見てみると それまでは気づかなかった新たなジブリの世界を再発見できるはず。
3つ目は、リアル世界で開催されている「思い出のマーニー×種田陽平展」「ジブリの立体建造物展」の会場で、チェックインした方に特別なプレゼント「Check inプレゼント」も。
『思い出のマーニー』で杏奈とマーニーの不思議な世界を彩る、小物や装飾などのディテールをクローズアップしたり、パノラマビューで作品の世界をあなた目 線で見たり、楽しみ方はそれぞれ。映画を観たあと、「見つめるジブリ展」で作品世界を“見つめ”ながら27日(日)より開催される実際の展覧会に胸躍らせてみて。
「見つめるジブリ展」公式サイト
■http://www.aulovesghibli.com (スマートフォン専用ページ)
そのほか、「au loves ジブリ」キャンペーンでは、一般公開に先がけて「思い出のマーニー×種田陽平展」に来場でき、且つ展覧会をより楽めるプレミアムな特典付きのチケットを、 「auスマートパス」会員限定で合計8,600名にプレゼントしたり、『となりのトトロ』のトトロと『もののけ姫』のコダマに胸キュン必至のLINEスタ ンプ(全16種類)が配信されるとのこと。
「見つめるジブリ展」を含めた「au loves ジブリ」キャンペーンは9月30日(火)まで。
「思い出のマーニー×種田陽平展」は江戸東京博物館にて7月27日(日)~9月15日(月・祝)まで開催。
『思い出のマーニー』は全国にて公開中。
Production Design Yohei Taneda
(C) 2014 GNDHDDTK (C)KDDI CORPORATION, ALL RIGHTS RESERVED.
《シネマカフェ編集部》
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