『リトル・ダンサー』の世界的ダンサー、アダム・クーパー来日!
ミュージカルの傑作「雨に唄えば」が「SINGIN' IN THE RAIN 雨に唄えば」としてロンドン公演に続いてこの秋、日本でも上演されることが決定…
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ハリウッドが無声映画時代からトーキーへと変化していく時代を舞台に、ブロードウェイを目指す作家と俳優のサクセス・ストーリーをコメディタッチで描き出す。『リトル・ダンサー』やマシュー・ボーンの「白鳥の湖」で知られる世界的ダンサーのアダムが出演したロンドン公演は連日盛況で高い評価を得たが、ロンドンに続き、日本でもアダム主演での公演が決定し、アダムが緊急来日。この日は、招待された一般のファンもいる中で会見が行われた。
アダムは「ロンドンの後、まず最初に日本で公演ができるというのが嬉しいです」と笑顔で挨拶。キャリアを通じてたびたび日本でパフォーマンスを行なってきて「日本は“セカンドホーム”」とアダム。「25年のキャリアの中で、いろんなことをやってきて、ファンには『付いて行けない…』と思われることもあったけど、日本のファンは変わらずずっとフォローし続けてくれました。日本での公演に特別な思いを持っています」と語る。
ハイライトはなんと言っても雨の中で歌い踊るシーンとなるが、ここでは10トンもの水が使用されているとか。アダムはこのシーンについて「WET & COLD(濡れるし寒いよ)」と苦笑を浮かべつつ、「(自身が演じる)ドンが恋に落ちた喜びを表現するシーンだから楽しいです。水は上から降ってくるだけでなく、下からも出てきて、プールのような水たまりになるんだ。前列のお客さんは濡れちゃうこともあるよ」と楽しそうに語る。
ミュージカルということで、ダンスだけでなく当然、歌も披露するが「13~14年前にミュージカルに出演したときからボイストレーニングは受けています。子どもの頃は、父のコーラス団で歌っていたこともあって、歌うのは好きなんです。いまでもボイストレーニングは受けているよ」と自信をのぞかせた。
ジーン・ケリー主演の映画版が子どもの頃から大好きだったというが、今回の主演が決まってからはあえて見返すことなく、“アダム版”を確立すべく取り組んできた。「カンパニーも素晴らしいし、出られたことを誇りに思っている作品です。歌もそんなにひどくないので(笑)、ぜひ多くの人に見ていただければ嬉しいです。前列の人は濡れるかもしれないけど…(笑)」と呼びかけた。
ちなみに前日の7月22日はアダムの43歳の誕生日ということで、ケーキが用意され、会場全体でバースデイソングを歌い、アダムを祝福した。
「SINGIN' IN THE RAIN 雨に唄えば」は東急シアターオーブにて11月1日(土)より11月24日(月・祝)まで上演。
《シネマカフェ編集部》
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