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桜木&流川&三井で語る「スラムダンク」 草尾毅、アフレコ当時の熱い想い

1990年から連載された井上雄彦の大人気コミック「SLAM DUNK」がTVアニメ放送20週年を迎え、その記念プロジェクトとして「SLAM DUNK Blu-ray Collection」が発売中だが、8月13日(水)、東京・汐留にてファンミーティングを開催。

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左から、草尾毅(桜木花道役)&緑川光(流川楓役)&置鮎龍太郎(三井寿役)/「SLAM DUNK」ファンミーティング
左から、草尾毅(桜木花道役)&緑川光(流川楓役)&置鮎龍太郎(三井寿役)/「SLAM DUNK」ファンミーティング 全 6 枚
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1990年から連載された井上雄彦の大人気コミック「SLAM DUNK」がTVアニメ放送20週年を迎え、その記念プロジェクトとして「SLAM DUNK Blu-ray Collection」が発売中だが、8月13日(水)、東京・汐留にてファンミーティングを開催。本作で声優を務めた草尾毅(桜木花道役)、緑川光(流川楓役)、置鮎龍太郎(三井寿役)が登壇し、アフレコ収録当時の思い出を語り合った。

会場には「君が好きだと叫びたい」(歌:BAAD)、「世界が終るまでは…」(歌:WANDS)などTVアニメのOP・ED主題歌が流れ、スタート前から会場は興奮状態。そんな中、声優陣が登壇すると割れんばかりの拍手が会場に響き、「オレが天才バスケットマン、桜木花道だ!」とキャラになりきっての挨拶で登場した草尾さんには一際大きな歓声が贈られた。

この日は、今年5月~6月にかけて実施された「みんなが決める SLAM DUNK名台詞」の第1位~第15位までを発表。アニメ界の伝説のセリフとなった、置鮎さんが演じた三井の「バスケがしたいです…」が堂々の1位に輝いたが、新人で緊張しっぱなしだったという置鮎さんは「いつ見ても恥ずかしい」と照れ笑いを浮かべていた。

一方で、第1位~第6位までが発表された段階で流川が絡むセリフが一切なく、緑川さんは「オレは今日ここに来てよかったのかなぁ」と不満を漏らしながら、流川の名セリフである「ドアホ」を使って、「なんで入ってないんだよ…ドアホ」とセリフ調で語ると、女性ファンからは「キャ~」と黄色い歓声が上がった。その後、第7位~第15位までが発表されたが、草尾さんは「三井か木暮の近くにいると名シーンになりやすい」とこの結果を分析し笑いを誘っていた。

アフレコ収録当時に話が及ぶと、置鮎さんは「草尾さんのセリフの熱量がすごいんですよ」と裏話を語る。桜木が得意とする猛烈に相手の行方を遮る「フンフンディフェンス」の収録時にはその凄まじい気合いに「(草尾さんが)死んじゃう…って思いました」と衝撃を受けたそうだ。

草尾さんは「花道と一緒に、流川にも三井にも晴子さんにも負けちゃいけないっていう気持ちでした。とにかくスタジオの中の空気が絶対、フィルムとかブラウン管の向こう側に届くはずだと信じて、なんとかこの収録現場をバスケの会場のごとく再現できないと思ってやっていた。テストの時も『(テンションを)抑えていいよ』と言われたんですが、花道としてそれはないので、テストからずっと『フンフン!』言ってました(笑)」と当時の熱い想いを明した。

そんな一方で、流川はセリフが少ないことから「ダブり(他のキャラクターの声も演じること)が多かった」といい、いま声をあてるなら「よりいい池上(陵南高校バスケ部の副主将)を提供したい」と冗談交じりに語っていたが、草尾さんはそんな緑川さんの陰の努力を語る。

「休憩中とかに『ドアホ』のひと言とか、『ふ~』っていう息遣いとかを永遠と練習してて、すごい集中力だなと思いました」と暴露されると、緑川さんは「長いセリフだとちょっとイメージと違っても喋っていくと挽回できるけど、『ドアホ』は『ド』でミスったら終りですからね(笑)」と緊迫の収録を思い出しながら照れ笑いを浮かべていた。

また終盤には、三井の「バスケがしたいです…」にちなんで、3人には「○○がしたいですか?」とお題が出されたが、草尾さんが「スラムダンクの新作でアフレコがしたいです!」と語り会場は拍手に包まれた。

「SLAM DUNK Blu-ray Collection」全5巻
価格:各16,000円+税
「VOL.1 」は発売中
「VOL.2」は9月12日(金)発売
「VOL.3~5」は順次発売
発売元:東映アニメーション・東映ビデオ
発売元:東映
(C) 井上雄彦・アイティープランニング・東映アニメーション

《シネマカフェ編集部》

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