スピルバーグが贈る“スパイス”香る美味しい映画『マダム・マロリーと魔法のスパイス』公開
スティーブン・スピルバーグとオプラ・ウィンフリーが製作を務め、オスカー女優ヘレン・ミレンを主演に名匠ラッセ・ハルストレムが監督という、まさにドリーム・チームが贈る話題作
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舞台は南仏。マダム・マロリー(ヘレン・ミレン)が経営する“ミシュラン1つ星”のフレンチ・レストランの真向いに、ある日、インド・レストランがオープン。究極の味と穏やかな雰囲気を重んじるフレンチに対し、賑やかな音楽とともにスパイスたっぷりの料理を提供するインド・レストラン。そんな相容れない2つの店の間で、ありえない“戦い”が繰り広げられていく――。
本作は、100フィート(約30m)の道を隔てた老舗のフレンチ・レストランと新興インド料理店が巻き起こす攻防戦を軸にしたヒューマン・エンターテイメント。フランスとインドの“異文化衝突”をコミカルに描きながら、人々の心を解きほぐす“料理”のマジックや、人生における“食”の存在の大切さを描き出していく。
原作は、リチャード・C・モレイスによるベストセラー小説。その内容に惚れ込んだプロデューサーのジュリエット・ブレイクが即座に映画化権を取得すると、共同プロデュースに名乗りを上げたのは、世界一有名な映画監督スティーヴン・スピルバーグと、世界一有名なTVキャスターで、『大統領の執事の涙』など女優としても活躍するオプラ・ウィンフリー。
2人は、文化の壁を超えて人々をつなぎ合わせる“食”のパワーと、いくつになっても“食”によって変わっていく人々の相互理解を、ぜひともこの物語を通じて発信したいと意見が一致。さらに、『ギルバート・グレイプ』『ショコラ』など、市井の人々の心の機微を温かく描写することに長けた名匠ラッセ・ハルストレムがメガホンを取った。
プライドが高く、自分のレストランにすべてを捧げるレストラン・オーナー、マダム・マロリーに扮するのは、『クィーン』でアカデミー賞に輝いた名女優、ヘレン・ミレン。心を閉ざしていた頑ななマダムが、宿敵のインド料理店の息子・ハッサンがつくりだす“魔法のスパイス”が利いた“奇跡の料理”によって変わっていく姿をユーモラスに演じる。
また、“絶対味覚”という天才的才能を持ったインド青年のハッサンを演じるのは、スピルバーグが発掘した新星マニッシュ・ダヤル。そして、彼が恋するフレンチの副料理長、マルグリットには『イヴ・サンローラン』のミューズ、ヴィクトワール役で注目を集めているシャルロット・ルボンと、期待の若手俳優が抜擢、敵対するレストラン同士で恋仲になる役柄で瑞々しい魅力を発揮する。そして、マダムと対立するインド・レストランのオーナーには、インド映画界のベテラン俳優オム・プリが扮し、物語に絶妙なスパイスを加えている。
到着したポスタービジュアルからも分かるように、気品あふれるソースを使った一流フレンチや、いまにもスパイスが香ってきそうなインド料理のメニューが登場する。美しい料理の魅惑に、空腹指数は急上昇すること間違いなしだ。
『マダム・マロリーと魔法のスパイス』は11月1日(土)より全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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