【東京ガールズコレクション2014 A/W】ローラ、小松菜奈たちの“本気”ファッションに注目！

9月6日(土)、さいたまスーパーアリーナにて開催された国内最大級のファッションイベント「第19回東京ガールズコレクション AUTUM/WINTER」(以下、TGC)が行われた。毎年、TGCのオープニングは、ローラがランウェイウォークの先陣を切った。

今年、10周年の節目を迎えたTGC。今回は“10th Anniversary 「Power of Fashion！-PROLOGUE-」”をテーマに、ファッションへの強い探求心やガールズパワーを背景にした、東京のトレンドカルチャーを発信した。

TGCの冒頭は、TGCが提案する流行の先端を示す、ノンコラボで見せる純粋なファッションショーのステージ。今回の「TGC SPECIAL COLLECTION」は、スタイリストの野口強がステージのプロデュースを手がけた。

TGCのイベントでは毎回、会場の空気が変わる瞬間が何度かある。タレントや芸人たちが楽しげにウォーキングしたり、今回でいえばシークレットゲストととして登場した矢沢永吉らアーティストたちのライヴなどの熱狂や爆笑とはまた違った興奮が会場を包む瞬間が存在するのだ。

それは、一般に言われる“最新”ではなく、先端を行くファッション業界内でも“最先端”のファションに身を包んだモデルたちがウォーキングをするステージ。普段なら観客に手を振り、笑顔を見せ、ハイテンションな曲がかかれば踊ったりとサービス満点のモデルたちが、一転してクールな表情でただ最上のファッションを魅せるためだけにランウェイを歩くのだ。

オープニングを飾ったローラは、スパンコールが施されたシックなミニのワンピースで登場。ショートボブスタイルで観客を驚かせたが、普段のおバカキャラを封印し、凛した空気を漂わせながらクールに徹していた。

ほかにも、いつもならアガる曲になると踊りながらランウェイを歩き、観客を大いに盛り上げる土屋アンナも、目深にかぶった帽子で表情を隠し、ただただその美しい肢体で完璧に着こなしたファッションを観客に披露。

さらに純白のミニワンピースで登場した小松菜奈も、玉城ティナも、エリーローズも、トラウデン直美も…その誰もがプロモデルのオーラを放っており、会場は独特の緊張と興奮に包まれていた。