佐藤健×宮崎あおい初共演! 世界初のLINE連載小説「世界から猫が消えたなら」映画化
『電車男』『告白』『悪人』『モテキ』『おおかみこどもの雨と雪』など、数々の大ヒット映画を製作してきた東宝の映画プロデューサー・川村元気が、LINE連載小説という世界初の形態で発表した初小説「世界から猫が消えたなら」。
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本作の主人公は、余命わずかと宣告された郵便配達員(30歳)。そんな男の前に、彼と同じ姿をした悪魔が現れ、大切なものと引き換えに「1日の命」を与えると取引を持ちかける。何かを得るためには、何かを失わなくてはならない。電話、映画、時計、そして猫。失われていく世界のなかで、男はかつての恋人に再会する――。
その斬新なアイディアと感動的なストーリーが高い評価を得て、単行本(マガジンハウス刊)発表直後から話題を呼び、2013年本屋大賞ノミネートされ、さらに今年、妻夫木聡を主演に迎えてNHKでラジオドラマ化を経ての実写映画化となる。
主人公の“僕”と“悪魔”の1人2役を演じるのは、『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』が大ヒット中の佐藤健。一方、本作のヒロインとなる僕の初恋の“彼女”役には、『NANA』『舟を編む』『神様のカルテ』などヒット映画への出演が続く宮崎あおい。さらに、僕の親友・ツタヤ役は濱田岳が演じる。
佐藤さんは「タイトルに惹かれて原作は読んでいました」といい、佐藤さんと初共演となる宮崎さんも「もともと好きな小説だったので、今回参加させていただけることがとても嬉しいです」と共に喜びのコメントを寄せている。
さらに、佐藤さんは「まさか自分にオファーを頂けるとはこれっぽっちも思っていなかったので驚きましたが、原作が素敵だったことと、日本映画があまり得意としないファンタジーというジャンルにずっと挑戦してみたかったということ、そして“僕”と“悪魔”の2役ということに強く興味を惹かれました。これほど挑戦しがいのある役をいただけて本当に光栄に思います」と意気込みを語っている。
メガホンを握るのは、「サントリーBOSS ゼロの頂点」や「カロリーメイト とどけ、熱量。」などのCMで監督を務め、妻夫木さん主演の『ジャッジ!』で長編映画監督デビューを果たした気鋭のクリエイター・永井聡。脚本には、連続テレビ小説「ちゅらさん」「おひさま」「最後から二番目の恋」などで知られる岡田惠和。音楽担当には、「Mr.Children」のプロデューサーとして活躍し、岩井俊二監督作品『スワロウテイル』('96)の音楽監督を務め社会現象を巻き起こした小林武史。
日本を代表する一流クリエイターたちが集結しての今回の映画化。「とりあえず台本は号泣でした」という佐藤さんのコメントからも、名作が誕生しそうな予感?
撮影は10月からスタートし、北海道やアルゼンチンなど大規模なロケが行われ、2015年 春の完成を予定している。
《シネマカフェ編集部》
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