【特別映像】猿に思わず親近感? アンディ・サーキスが見せる自信…『猿の惑星:新世紀』
全米ボックスオフィスで初登場1位を獲得し、世界中で前作『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』を上回る大ヒットを記録している『猿の惑星:新世紀(ライジング)』…
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高度な知能を持つ猿のシーザー(アンディ・サーキス)が、仲間を率いて人類に反乱を起こしてから10年後。勢力を拡大し、森の奥に文明的なコロニーを築いた猿たちと、生存者がわずかになった人類に、一触即発の事態が勃発する。平和を望むシーザーと穏健派マルコム(ジェイソン・クラーク)は和解の道を探るが、憎しみを抑えられない両陣営の対立は激化。共存か、闘いか。最終決戦へのカウントダウンが始まる中、シーザーとマルコムは究極の決断を下す。果たして地球の新世紀を支配するのは…。
アンディは「観客の多くはシーザーに親近感を抱くと思う」と本作への並々ならぬ自信を見せる。その理由を、「壮大な世界観を描く超大作であると同時に、映画には欠かせない優しさや思いやり、感情の動きがしっかりと描かれている」からと明かしながら、さらに「大規模な超大作でありながらマット・リーヴス監督は見事にキャラクターの感情を引き出したんだ」と語り、監督を称賛する。
「監督はキャラクターの心情を徹底的に探って、あらゆる瞬間を丁寧に描き出す。大規模なプロジェクトほどその作業は困難を極めるが、監督は決して手を抜かない。1つ1つのシーンでドラマの確信を丁寧に描いた。猿であれ、人間であれ、常にキャラクターの心情がリアルに表現されているんだ」とアンディは言う。
一方のリーヴス監督も、「視覚効果が使われていると知りながらも、観客が『ちょっと待ってくれ。この映画の猿はどれも本物じゃないのか?』と思ってくれるといいと期待しているよ。もし観客が本物の猿たちが感情を見せていると思い込めば、ますます映画に深く引き込まれるはずだ」と、こちらも自信の表情。
『アバター』や『ロード・オブ・ザ・リング』を生み出したWETAデジタルが手がける、役者の動きだけでなく表情の変化もコンピューターに取り込む手法“パフォーマンス・キャプチャー”と、アンディの熱演のおかげで、監督の思い描いた世界観を完璧にスクリーンに映し出すことができたそう。
「パフォーマンス・キャプチャーの良い点は、本物の感情がこもった演技を捉えるところだ。アンディは、感動的なシーンを演じるとき、リハーサルでさえ本当の涙をこぼしていた。技術にとっての鍵はサーキスの演技にある」。
また、今回のインタビュー映像でアンディは、ゲイリー・オールドマンとの共演についてや、ケリー・ラッセルを「思わず見とれてしまう」理由を語るなど、共演者との様子も語っている。
猿のシーザーに会う前に、まずはアツく語る“名優”アンディをこちらからご覧あれ。
『猿の惑星:新世紀(ライジング)』は、9月19日(金)より全国にて2D/3Dで公開。
《text:cinemacafe.net》
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