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福山雅治&伊勢谷友介&江口洋介…『るろ剣』のシブすぎる“大人剣士”に注目!

9月13日より劇場公開となった、佐藤健主演の大ヒットシリーズ『るろうに剣心』完結2部作の後編『るろうに剣心 伝説の最期編』

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江口洋介(斎藤一)&福山雅治(比古清十郎役)&伊勢谷友介(四乃森蒼紫)/(C) 和月伸宏/集英社 (C) 2014「るろうに剣心 京都大火/伝説の最期」製作委員会
江口洋介(斎藤一)&福山雅治(比古清十郎役)&伊勢谷友介(四乃森蒼紫)/(C) 和月伸宏/集英社 (C) 2014「るろうに剣心 京都大火/伝説の最期」製作委員会 全 10 枚
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9月13日より劇場公開となった、佐藤健主演の大ヒットシリーズ『るろうに剣心』完結2部作の後編『るろうに剣心 伝説の最期編』。全国334劇場435スクリーンで封切られた本作は、初日3日間で103万人以上を動員、興行収入は13億円を突破し、文字通り、“伝説の最期”の名にふさわしいヒットスタートを切った。

また、初日2日間の興行成績は、観客動員数71万7,948人、興行収入9億1,947万9,200円となり、2014年度の土日オープニング成績では邦画、洋画を問わず国内No.1に。土日2日間の興収9億円超えは、実写邦画としては『THE LAST MESSAGE 海猿』以来3年ぶり。同じく観客動員71万人超えは、佐藤さんも出演した『ROOKIES 卒業』以来、実に5年ぶり。先に公開された『京都大火編』も興収45億円を突破しており、2014年公開の実写邦画NO.1映画に躍り出ている。

アクションも、物語のスケールも、前作よりさらなるバージョンアップを遂げた本作を牽引しているのは、主人公の緋村剣心役を、渾身の本格殺陣アクションで魅せてくれた佐藤さんの奮闘ぶり。

しかし、それだけではない。『伝説の最期編』では、福山雅治演じる剣心の師匠・比古清十郎との“師弟”バトル、剣心に敵対心を持つ伊勢谷友介演じる四乃森蒼紫との“修羅”バトル、そしてクライマックス、戦艦“煉獄”内での、藤原竜也演じる志々雄真実と、剣心、蒼紫、江口洋介演じる斉藤一、青木崇高演じる相良左之助を含めた、1対4の“宿命”バトルが展開していく。これらのシーンで見逃せないのは、福山さん、伊勢谷さん、江口さんといったアラフォー世代の“大人剣士”たちだ。

前編『京都大火編』のラストで、傷つき、浜辺に流れ着いた剣心を謎の男が担いで去っていったが、実はその人物こそ、長らく明らかにされてこなかった原作の“最後”の重要人物・比古清十郎で、演じるのは実際に佐藤さんの事務所の先輩に当たり、大友啓史監督の「龍馬伝」でも共演した福山さん。

久々に対峙した比古と剣心の師弟シーンは、序盤の大きな見どころ。今回、福山さんの出演は、佐藤さんのラブコールに“先輩”の男気で応えた形になったが、実際の関係同様、これまで圧倒的強さを見せていた剣心が、志々雄や神木隆之介演じる瀬田宗次郎ら十本刀を倒すため、師匠の前で何度も倒れながら、変わっていく姿は必見だ。

また、旧幕府の隠密御庭番衆としてのアイデンティティーを失い、剣心こそ倒すべき唯一の相手と信じ込んでしまった、伊勢谷さん扮する蒼紫とのバトルも壮絶。怜悧冷徹な無表情の男だが、戦いの最中の蒼紫は鬼の形相という言葉がぴったり。

座右の銘は“挫折禁止”という伊勢谷さんは、佐藤さんや、翁を演じ切った30歳年上の田中泯の姿が、満身創痍の自分を奮い立たせてくれたという。だからこそ、蒼紫のせいで手負いとなった田中さんの翁とのやりとりも、胸に迫るものがある。

そして、前作に引き続き、クールでニヒルな元・新撰組三番隊組長、斉藤一を演じるのは、大河ドラマ「軍師官兵衛」の信長役も好評を博した江口さん。剣心が逆刃刀で目指す“不殺の誓い”は自己満足のエセ正義だと言い捨てるも、今回は、志々雄たちを倒すために剣心と共闘する。

“悪・即・斬”(悪はすぐさま斬り捨てる)という斉藤の信念は、志々雄一派にこそ向けられるべきもの。彼が極めた“牙突”を繰り出す姿は、江口さんの長身と、はらりと垂れた前髪とともに抜群のカッコよさをみなぎらせている。

さらに、“剣士”ではないが、十本刀のひとり、佐渡島方治役の滝藤賢一にも注目。「伝説の最期だ!」と剣心を嘲笑い、巨大な大砲をなで回すなど、テンション高めで、相変わらずの(?)怪演ぶりを見せている。頭脳明晰で実務能力に長け、“百識”の方治として志々雄の参謀役だが、チャームポイントのおかっぱヘアに黒い瞼、ギロリと鋭い眼光を光らせる滝藤さんの、原作そっくり度はダントツかもしれない!?

十本刀では、煉獄の中で“明王の安慈”こと悠久山安慈役の丸山智己が、なかなか倒れない左之助と“半ば諦め”バトルを繰り広げるのは、完結に向かう本作の中でもコミカルな場面。そして、志々雄に負い目を持つ、小澤征悦扮する明治政府の伊藤博文も侮れない存在だ。

佐藤さんを始めとする若手実力派たちを支えつつも、自らを高めていく役づくりと味ある演技で、シブく光る“大人剣士”たちも見逃さないで。

『るろうに剣心 京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』は公開中。

《シネマカフェ編集部》

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